いつも愛三工業レーシングチームを応援いただき、本当にありがとうございます。
2023年6月25日(日)
静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで行われました
【第91回 全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース】の水谷監督のレースレポートです!
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全日本選手権大会
優大(石上)が渾身の走りで150kmの逃げを決めるが惜しくも4位に終わる。
愛三工業レーシングチームとして今年シーズンインをしてからずっと目標にしていた全日本選手権大会。
各選手もこの日に合わせて過酷な練習をこなしベストコンディションでの参戦となる。
特に今年は超過酷なレースとして知られる修善寺8kmコースとなり、
完走出来る選手も20人程になるのではと予想される。
我々としては登坂力の一番ある優大を軸に日本チャンプ経験者の啓吾(草場)と上手く連携して勝利を目指す作戦でレースはスタート。
最初からレースペースは速く、最初の2周を過ぎた所で10人程の逃げが形成される。
この逃げのメンバーは各チームのエースが多く入る中、我々は優大と翔太郎(渡邊)を送り込む事に成功する。
その後、後方集団との差は最大5分迄に広がる。
我々は、二人は勝ち逃げに乗り先手を取ったが、後方集団に取り残されたチームも多く常に集団は活発で先頭集団も気を抜けない厳しい状態が続く。
お互いのペースアップで多くの選手が脱落する中、調子の良かった翔太郎も力尽き先頭集団から脱落してしまう。
翔太郎を失った優大は衰える事なく力強い走りで周回をこなし後続の追撃を許さない。
啓吾のいる後続集団とのタイム差は2分30秒程でラスト2周回へと突入。
優大はコース2km地点で渾身のアタックで攻めの姿勢を見せるが、その直後、JCL UKYOの山本大喜選手にカウンターアタックを決められ独走を許してしまう。
残り1周半になったところで優大自身が前3人を追う展開となり、最後まで前を目指すが、4位でフィニッシュ。
後続グループで啓吾が7位に入り全日本の幕は閉じる。
このコースで最初から最後まで逃げ続けた優大の走りは素晴らしく、彼本来の走りがようやく戻ってきたレースでもあった。
この走りを自信に、次のステップへ是非繋げて欲しいと感じたレースでもあった。
最後に、この2月からシーズンインしてこの日まで頑張ってくれた各選手には感謝の気持ちで一杯です。
実際に今まで違った練習、レースプランなど多くの事が違い馴染む必要があったのにも関わらずここまでめげずに一緒に走ってくれた事は本当に嬉しいです。
ファンの皆様も多くの応援をしてくださってありがとうございます、
レース中は怖い顔をしていますが実際あれは必死に笑顔を作っているのでお許し下さい。
それではまたシーズン後半戦でお会い出来ることを楽しみにしていますので宜しくお願いします。
merci
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↓リザルト↓
公式リザルト
1位 山本 大喜 (JCL TEAM UKYO)
2位 岡 篤志 (JCL TEAM UKYO) +1'33"
3位 山本 元喜 (KINAN Racing Team) +1'38"
4位 石上 優大 +02'53"
7位 草場 啓吾 +03'51"
DNF 鈴木 譲
岡本 隼
渡邊 翔太郎
西尾 憲人
當原 隼人
佐藤 健
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現地にてたくさんの応援ありがとうございました。
たくさんの声を聞くことができ、選手、スタッフ一同非常に力になりました。
これからも、自転車ロードレース、愛三工業レーシングチームへの応援をどうぞよろしくお願いします!
Photo:AisanRacingTEAM
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