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6/4(日) Jプロツアー特別戦【日本CSCロードレース】レースレポート

【レースレポート】
2023年6月4日(日)

静岡県伊豆市で行われた、Jプロツアー 特別戦(交流戦) 【日本CSCロードレース】

小松定俊監督のレースレポートと、

レース直後の鈴木譲・佐藤健両選手のコメントです。

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Jプロツアー特別戦 日本CSCロードレースはツール・ド・熊野と同時期開催だった為、愛三工業レーシングチームは2部隊編成となり、本開催には鈴木・佐藤の2名での参戦となった。
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今回の日本CSC8kmコースは今月下旬に開催される全日本選手権と同じコースになる。
この8kmコースでのレースはここ数年開催されていなかった為、全日本選手権のイメージ作りとしても重要なレースとなるが、あまり気を張りすぎずリラックスしてレースに挑んだ。

レースは序盤から速いスピードで進み序盤から20名程度の集団が形成される。
愛三工業レーシングチームとしてもここに選手を送り込みたかったところだが、メイン集団でレースを進めることとなった。

その後も先頭集団のペースは速く次々と選手がドロップし、最終的には7名程度の先頭集団となった。

途中佐藤のバイクにメカトラが発生するも、鈴木・佐藤の2人とも落ち着いてメイングループでレースをこなした。
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終盤に佐藤は遅れてしまいDNFとなったが、鈴木がそのままメイン集団でレースを終え、20位となった。

ここから全日本選手権までの約3週間、チームとしてできるベストを尽くしていきたい。

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レース後のコメント
  【鈴木 譲】
IMG_0447(3).jpgのサムネール画像のサムネール画像


(今日はどうでしたか?)
TOJから中1週間ということもあり、疲れが残っている感じもあり、最初は心拍の上りが悪かったですね。
後半はかなり調子が良くなってきました。
上手くこれからの3週間で調整しなおせたら、全日本までにはしっかり調子を戻せると思います。

(全日本に向けて今日のレースは?)
全日本ではどういう展開になるかはわからないけれど、今日のような展開になった場合、チームならどう動くかも頭の片隅に置きながら走っていました。
中盤からはそこまでタイム差が広がらなかったので、チームで追えばどうなるか?などです。

(8㎞コースを走ったことは?)
久しぶりではあるけれど、TOJの12kmで通ったことのあるコースなので違和感はなかったです。

(全体を振り返って)
他の選手の仕上がりもわかりましたよね。
今日の自分は、4周で先頭から遅れてしまいましたが、チームで戦えば、もっと行けるかなど色々考えられたので、少人数でもやはり参加できてよかったですね。
全日本でも焦らず、チームでできることをやりたいですし、あと3週間しっかり準備したいと思います。

  【佐藤健】

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(8㎞コースの印象は?)
初めて走りました。
印象は・・・上りと下りしかありませんでした。

(チャレンジロードレースの時の5㎞とは違いましたか?)
はい、違いました。
12㎞は走ったことがあったのですがそれともまた違いましたね。

(今日の戦いは?)
本当は先に逃げられたら良かったのですが、その前に、逃げられてしまって、そこからはある意味淡々と走ることになってしまいました。
ただ、勝負には絡めないとしても、そこで淡々と走るだけでは折角参加させてもらったのにだめだと思い、
自分から2周ほど敢えてペースを上げる走りをしました。
その後、集団に戻った時のペースアップにはついていけず、残念ながらDNFとなってしまいました。

(全日本に向けての課題などは見つかりましか?)
はい。逃げている時の淡々と走っている時はそこまできついわけではなく、去年より良くなっていることも感じることができました。
同時に、最初の逃げができた時の強度や、ドロップした時の強度は、絶対に必要な強度なのでそこは強化したいと思いました。

(全日本への思い)
去年は、バイクをチームメイトに渡して終わってしまったのです。
もちろんトラブルが起きた時のサポートもアシストとして大切なことではありますが、
是非走りでしっかりサポートしたいと思っています。
正直のぼりがきついコースではありますが、そんな中でもできる限りのサポートができるよう、あと3週間しかありませんが、しっかり準備をしたいと思っています。

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リザルトだけでは見えない、そして会場にいても話を聞かないとわからないことが多くあることを改めて教えてくれた鈴木譲選手、佐藤健選手のコメントでした。

今回は、選手2名、スタッフ2名での少数での参加となりましたが、それでも会場に応援に駆けつけてくださり声をかけてくださった方々もいらっしゃいました。

台風の影響がある中、開催までご尽力くださったJBCFの方々からは、特に金曜日は大雨の中本当に大変だったと伺いました。

監督レポートにもあるメカトラの際には、実は他のチームのスタッフにも少し助けを借りました。

今回は、ツール・ド・熊野参戦のため、2部隊編成のチームもあり、前日のホテルでは小松監督が少し他のチームを助けている場面もありました。

会場に駆けつけられなかった方も配信で応援してくださいました。

配信スタッフの皆さんは、悪天候の中、コースの動画を作って下さっていました。

そしていつもチームの活動を支えてくださるサプライヤーの皆様、愛三工業株式会社。

本当にありがとうございます。

沢山の方々のおかげで走れる、戦えることに感謝の気持ちを忘れずに、

全日本選手権までの時間をいつも以上に大切に準備をして備えます!

これからも、自転車ロードレース、愛三工業レーシングチームへの応援をどうぞよろしくお願いします!

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