【レポート】
2023年5月27日(土)に行われた【Tour of Japan 第7ステージ】相模原ステージ水谷壮宏第一監督のレースレポートです!
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第7ステージ 5月27日(土)
相模原 8:50スタート 10.9㎞+13.8kmx7周 107.5km
Photo:Tour of Japan
第7相模原ステージ
集団スプリントに持ち込まれるも、隼(岡本)が惜しくも8位で終わる。
今日の相模原ステージでは、逃げが決まることも想定し、前半から積極的に攻める作戦に。
譲(鈴木)、優大(石上)、憲人(西尾)、隼人(當原)はそれぞれが良く動き、逃げを作るが、他チームとの思惑の違いもあり、どの逃げも決まらず、集団は落ち着かないままレースは進む。
山岳賞争いでは1位と2位の差がわずか3ポイント。3位までが11ポイント。4位までも14ポイント差。
今日のステージでは3回の山岳賞が設定されており、1位通過の選手には各5ポイント与えられるので、最高15点獲得できるチャンスがある。
この山岳賞争いも逃げが決まらなかった要因の一つでもあるが、山岳賞争いと、ポイント賞争いの合間で数回大きな動きはあったものの集団が分裂し逃げが決まるまでには至らなかった。
残り3周を過ぎた辺りから各チーム、集団スプリントに向けてスイッチが入る。
スプリンターを要するチームがコントロールする中、ラスト2周を切って形成された4名の逃げに絶妙なアタックで隼が入る。この逃げは半周程続くが、残念ながらファイナルラップに入る前には集団に吸収された。
そして最後はゴールスプリントになり、愛三工業レーシングチームのアシスト勢が位置取りに苦労しながらも懸命に隼を送り込むが、トップには届かず8位で相模原ステージは終了。
本日ステージ優勝のトリニティレーシングのエーススプリンター、ルーク・ランパーティ選手の強さが目立つ今大会だが、明日の東京ステージでは愛三工業レーシングチーム全員で勝利を目指し戦い、最後に一矢報いたい。
Photo:AisanRacingTEAM
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↓リザルト↓
C13_Stage7.pdf
1位 ルーク・ランパーティ (トリニティ・レーシング)
2位 ベンジャミ・プラデス ( JCL TEAM UKYO) +00'00"
3位 岡 篤志 ( JCL TEAM UKYO)
8位 岡本 隼 +00'00"
27位 草場 啓吾 +00'00"
46位 石上 優大 +00'17"
53位 西尾 憲人 +00'43"
68位 當原 隼人 +01'46"
71位 鈴木 譲 +02'16"
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3回目の相模原ステージでしたが、2021年は無観客。昨年2022年は冷たい雨の降る中でのレース。
今年は、晴天の中沢山の方が応援に駆けつけてくださいました。
ロードレースを初めて観戦される方々も多くいらしたようです。
明日の東京も現地で、またオンラインで8日間の過酷なステージを戦い抜いたTOJに、
最後まで全力で戦う愛三工業レーシングチームへ、応援をよろしくお願いします!
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