2023年4月16日(日)
兵庫県加東市の『播磨中央公園』で行われました
Jプロツアー第5戦
第57回西日本ロードクラシック
第3回播磨中央公園ロードレース
の小松監督のレースレポートです!
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愛三工業からは鈴木・渡邊・岡本・西尾・草場・當原・石上・佐藤の8名での出走となった。
レース中に雨が降ることも予想され、播磨中央公園のコースはアップダウンが多く、
コーナーもテクニカルなことから集団のコントロールをするのは不利なコースと判断し、
逃げグループに愛三工業からもエース級の選手を送り込むことを目標にレースをスタートした。
序盤に草場がパンクのトラブルに見舞われたが佐藤の対応もあり迅速に集団に復帰させた。
その後6名の逃げグループが形成される。愛三からは當原が逃げに乗ったが他チームも有力選手を逃げに乗せていたことから、當原には逃げの中で温存するよう指示をした。
逃げグループとは2分30秒ほどまで広がるが、愛三もプロトンのコントロールに加わりタイムギャップを縮めていく。
タイムギャップが1分20秒程度になる頃、雲行きが怪しくなり始め雷鳴も聞こえるようになる。
路面がウエットコンディションになればタイムギャップを縮めるのがより難しくなることから、鈴木・西尾で一気に逃げグループとの差を縮めレースは振り出しに戻り30名程度の集団になった。
その後は決定的な動きは決まらず、周回を重ねていった。
マトリックスが主導権を握り始め、愛三もそれに続くような形で隊列を組み最終周回に入っていく。
愛三としては岡本よりも草場の方がコンディションが良かったことから草場で勝負すると決めた。
スプリントでの決着となった争いはブリヂストンの岡本勝哉が優勝。惜しくも草場啓吾が2位、岡本隼が3位と続いた。
ポイントを重ねた結果再び岡本がルビーレッドジャージを手にした。
優勝には惜しくも及ばなかったが、チームとしては機能していて改めて今の愛三が良い状態であると感じることのできるレースだった。
次戦は群馬CSCで行われる東日本ロードクラシックとなる。
その後5月にはツアー・オブ・ジャパンとレースが続くことから、群馬でもいい形を作り繋げていきたい。
今回も沢山の応援ありがとうございました。
Text:Sadatoshi KOMATSU
Photo:Aisan Racing Team
*Special thanks to AISAN Supporters
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リザルト
1位 岡本勝哉(ブリヂストンサイクル)
2位 草場啓吾
3位 岡本隼
7位 石上優大
24位 渡邊翔太郎
27位 當原隼人
43位 鈴木譲
44位 西尾憲人
DNF 佐藤健
現地で、ライブ配信で、ラップクリップで多くの応援をいただき、本当にありがとうございます。
無観客での開催が続いていた2022年でしたが、2023年に入り、レースが有観客になるだけでなく、
イベントが併催されることも増え、嬉しく思っています。
レース前には、公園内の会場で子供たちも集まるサイクルフェスが併催されており、草場啓吾選手がチームを代表してロードレースの魅力も伝えてくれました。
現地での観戦に久しくいらしていない方も、まだ現地で観戦したことない方も、是非現地での応援もご検討下さい!
様々な形でこれからも応援をよろしくお願いします!
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