【レポート】
2023年3月16日(木)に沸光山佛陀記念館(ぶっこうざんぶっだきねんかん)~高雄ナショナルスタジアムで行われた、
第5ステージの水谷壮宏第一監督のレースレポートです!
-------------------------------------------------------------------------------------------------
第5ステージ 3月16日(木)
高雄市 Kaoshun City 146.44km
沸光山佛陀記念館(ぶっこうざんぶっだきねんかん)~高雄ナショナルスタジアム
Fo Guang Shan Buddha Museum ~ Kaoshun National Stadium
最終ステージで隼が大集団スプリントで2位に食い込む!
昨日はチームとして納得のいかない成績だったが、
もう一度チームで作戦を立て直し、ゴールスプリントで勝負出来る隼をエースにスタート。
もちろん予想通りスタートからの動きは激しく、スプリントポイントでのボーナスポイントを獲得しようと各チームエースの動きも多く見られる。
そんな動きの激しい中、優大は起伏が多いポイントで絶妙なタイミングで7人の逃げを決める。
しかしながらあまりにも他の選手の総合成績が良い為メイン集団に捕まってしまい、その後のシャッフルで10人程の逃げが決まりタイム差は最大2分。
このレースパターンではリーダーチームとスプリント狙いのチームが協調してメイン集団を牽引するので、
最終的にはレース後半でメイン集団のスピードが上がり、逃げグループは捕まり大集団スプリントになる可能性が高かった。
そこで、愛三は残り50kmからスイッチを100%スプリント側にシフトし集団の中で待機。
ラスト20kmを過ぎてからは逃げ集団が射程圏内に入り、捕まるのは時間の問題に。
残り5kmで集団は一つになり愛三は全員で隼をサポート。
ラスト1kmを過ぎてのラストコーナでは翔太郎がトップ通過し絶好のチャンス。
ラスト800mの直線からは隼得意のロングスプリントで追い込むが惜しくも2位でゴール。
目標であった勝利まであと一歩だったこの最終ステージ。悔しさで一杯だが愛三がチーム力で勝負できる事をしっかりと証明できた事は素晴らしく思う。
今回のツールド台湾は苦しいステージも多くあったが、やはりチーム全員で苦境を乗り越えたられた事は大切。
愛三工業レーシングチームは、今後に向けて大きく成長するはず。
この5日間応援ありがとうございました。
Photo:AisanRacingTEAM
-------------------------------------------------------------------------------------------------
↓リザルト↓
岡本 隼 2位
草場 啓吾 14位
石上 優大 55位
渡邊 翔太郎 78位
鈴木 譲 89位
※全員同タイム
--------------------------------------------------------------------------------------------
毎日SNSでの応援やコメント本当にありがとうございました!
目標の一つであったUCIポイントは、本日のステージ2位で5ポイントを獲得しました。
これからも愛三工業レーシングチームへの応援をよろしくお願いします!
コメントする