REPORT

6/26 第90回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース レポート

6/26
第90回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース
場所:広島県三原市・広島中央森林公園
カテゴリー:男子エリート
距離:184.5km(12.3km×15周)
天気:晴れ
出場選手:鈴木譲・渡邊翔太郎・岡本隼・草場啓吾・當原隼人・中川拳・渡邉歩・佐藤健

第90回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース男子エリートリザルト.pdf

<監督コメント>
Takumi Beppu.JPG
別府 匠
「2021年の全日本選手権は新型コロナ影響で10月に行われたので、2022年はわずか8ヶ月での開催となった。近年はアタック系の選手が多いので、スプリントの得意なチームとして、その選手たちをいかに封じ込めるか、または先に攻撃をしてもらって消耗させるかがカギとなった。前年にタイトルを獲得した草場啓吾を軸に、2連覇を目標にスタートした。

レース序盤は各チーム牽制をしているせいかペースがあまり上がらず、逃げも試みる選手もあまり多くなかった。レースが動き出したのはレース中盤。有力選手とチームが上りでペースを上げ始めて、力のない選手が集団からこぼれていく展開。そうしていると8周目に3名の逃げが決まり、タイム差が1分位に開き少し集団は落ち着いた。

チームとしてはペースアップでアシスト選手を減らしていたが、そこまではエースの選手が脚を溜めながら進むことができたので結果オーライな展開。そこからバーレーン・ヴィクトリウスの新城選手が動き出してレースは再び活性化する。その先はエース級の選手たちが互いに力を削り合う展開に。愛三からは岡本隼と草場啓吾が最後まで残り善戦するも、最後の最後でそれぞれのグループが追走をすることができなくなり、第2グループのスプリントでそれぞれ5位・6位でフィニッシュしました。個々の力では新城選手との力の差はあったので、チームメイトや他の要因を利用して有利に動かしたかったところですが、後半にアタックする選手を追撃する予定だった渡邊翔太郎を序盤に失ったり、数名の有力選手が落車で遅れてしまったことで牽制やアタック潰しをする展開が減ってしまったことはチームにとっては痛手でした。しかし岡本・草場の両選手はそれぞれのできる最高の走りをしました。

今回の結果でUCIポイントを獲得することができたので、今後再開するUCIアジアツアーでチームとしての総合力を上げていき、来年はまたチャレンジャーとして日本チャンピオンを目指したいと思います。

ご声援ありがとうございました!」

IMG_2561.JPG

IMG_2607.JPG

コメントする