3/19-3/20
第1回富士山サイクルロードレース
三菱地所富士クリテリウムチャンピオンシップ
場所:静岡県富士市・富士市役所前(公道)
距離:予選 27km(1.8km×15周)
交流戦 27km(1.8km×15周)
決勝 54km(1.8km×30周)
天気:晴れ
出場選手:草場啓吾・岡本隼・當原隼人・中川拳・渡邉歩
富士クリテリウムチャンピオンシップ決勝リザルト.pdf
<選手コメント>
岡本 隼
「決勝は3人で出場だったため、前半はそれぞれ分担し てアタックや逃げに対応して不利な展開を極力作らないこと、逃げが決まらなければ後半はスプリントに切り換えて位置取りと脚を貯めることをチームで共有してレースに臨みました。
序盤から中盤にかけては3人が交互に対応してほぼイメージ通りの危なげのない展開で周回をこなす事ができましたが、残り10周でできた10名程の逃げを先行させてしまった事は反省点です。しかしそこで焦らずに残りの周回数と逃げとのタイム差、逃げ のメンバーの表情、集団の状況をはっきり把握してスプリント1本に絞れたのがよかったです。
3人でメイン集団の動きを止めないことと、ゴールスプリントをイメージ 通りにできるように脚を溜めておくことを意識しました。結果的にラス ト1周で逃げは吸収されて、吸収と同時に草場選手が先頭まで牽引してくれたので、イメージ通りのスプリントに持ち込む事が出来ました。
今シーズン初めで幸先の良いスタートができたのは素直に嬉しいです!
チームとしても自分としてもコンディションはよく、現状で3人で出来ることを全て出せたと思います。ここで優勝できたことに自信を持ちつつ、もう一歩チームとして不安のない展開を作れるように次戦もチャレンジ していきたいです。」
<監督コメント>
別府 匠
「今大会は5名の選手枠だったこと、平坦基調のクリテリウムだったこともあり、平坦系の若手中心で選手を構成しました。ベテラン選手の経験やサポート抜きで若い選手だけで連携する経験をして、今後のレースへの改善点などを見つけることも念頭に置きました。
予選が先着25名ということで、なかなかの狭き門のため2名の選手を失ってしまったのは想定外でしたが、各団体各チームもうまくいってなかったので、そこは不幸中の幸いでした。愛三は3名で決勝に臨むことになりました。
決勝では草場・岡本・中川は、危険な逃げにも対応しながら、自分たちも逃げに乗っていく攻めの走りはライバルチームにはかなりのプレッシャーだったと思います。中盤に有力どころを含む大きな先行グループが決まりましたが、そこで焦って自滅することもせず、最後のスプリントの可能性にかけてじっと耐えたことは、勝負に対する自信があったからでしょう。
最後は全日本チャンピオンの草場が牽引をして岡本と中川を解き放ちました。草場は集団にいる時も最後のスプリントでも岡本と中川を導くハイセンスな走りを魅せました。そして期待に応えた岡本が優勝。中川が3位に入賞しました。3名が各自の持ち味を発揮した素晴らしいレースでした。」
Photo : Itaru MITSUI
Photo : Itaru MITSUI
Photo : Itaru MITSUI
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