5月15日（土）
JBCF群馬CSCロードレース 5月大会
場所：群馬県利根郡みなかみ町・群馬サイクルスポーツセンター
カテゴリー：P1&E1交流戦（ブロンズ）
距離：132km (6km×22周）
天気：曇り時々雨
＜出場選手＞
鈴木 譲
伊藤 雅和
住吉 宏太
岡本 隼
草場 啓吾
大前 翔
＜監督レポート＞
「今回のレースは6名出走ということもあり、ツアーオブジャパンを想定しての出場とした。理想の展開は、東日本ロードのように前に集団ができていくような早い展開だったが、今回は集団はあまり積極的に動くことがなくあまり強力な選手がいない5名の逃げグループが形成された。そこに後ろからエンシェアの大町選手を連れたマトリックスのマンセボ選手がブリッジをかけたことで状況は一変。逃げに選手を入れていない愛三とシマノが集団の牽引をすることに。まずあまり強力でなかったゆえに逃げに選手を送り込めなかったことと、マンセボ選手のブリッジに反応できなかったことは後々の後手を生んでしまった。今までは作戦上、積極的に逃げに選手を入れてこなかったが、今回は反応していてもよかった。
牽引が始まると、逃げも元々強力な選手が少ないので、マンセボ選手のペースアップによりグループが崩壊。最後はマンセボ選手も一人になり、そのままメイン集団が吸収。その後はアタックが散発するがお互いのマークが厳しく決まらない。そしてラスト1周で7名の逃げが決まり、そこから心臓破りの坂で伊藤雅和を含めた5名になるが、後続が追いついて9名でのスプリントになり伊藤が6位でフィニッシュしました。後続は大前にアシストされた岡本と草場がそれぞれ10位、11位でフィニッシュしました。
優勝までもう一歩のところまで来ているのですが、なかなか勝利の女神が微笑んでくれません。チームの連携はとてもよいので、ツアーオブジャパン本番では今回の反省を生かし、悲願の優勝をしたいです。
引き続き応援、よろしくお願いいたします。」
＜伊藤雅和コメント＞
「前回の東日本ロードは自分達でレースを作っていく作戦、今回の群馬は6人出走ということもあり、周りのチームを良く見ながら後半から全員で勝負していく作戦でスタートしました。前半のアタックには僕は反応していきませんでした。チームメートはよく見ていたと思います。
7人の逃げが決まってしばらくするとチームメートが牽引を始めます。今回は鈴木選手と住吉選手に牽引を任せました。この逃げに僕らのチームからも1人乗せているか、マトリックスのマンセボ選手が乗っていなかったらもっと違う展開になっていたかもしれません。
シマノレーシングと僕らのチーム2選手でタイム差を縮めていき逃げを吸収しにいきます。良いペースで少しずつ差を縮めていき、逃げを吸収しました。そこからは温存していた残りの4人がレースをしなければいけません。
僕以外の3人には最後のスプリントを任せているので、そこからの動きがあった場合はなるべく僕が対応していかなければいけません。吸収してからのアタックの動きには、僕自身ほぼ反応できていたのでコンディションはかなり上がってきていると思いました。
最後の周に入る前にマトリックスの小林選手のアタックが決まり5人で抜け出すことになりました。僕は後ろに3人のスプリンターが控えているのであまり積極的ではなく、この動きに乗っているだけで良かったです。最後の坂で小林選手がかなり良いペースで踏んでいたので、それに便乗して最後は抜け出そうと思い踏んでいきました。
頂上を越えて3人になりましたが、バックストレートで5人に追い付かれそのままスプリントになりました。僕は番手とタイミングをミスして6位という結果でした。仕事をしてくれたチームメートに申し訳ないです。
今回のレースでもチームとして、個人として学ぶことは沢山ありました。それを全員で共有してまた次のレースを戦っていきたいと思います。」
＜住吉宏太コメント＞
「JBCF交流戦はチームの出場人数が６人ということで、後手を踏むような展開にならないように注意して最終局面の展開によって誰でも勝ちに行けるようにしようという作戦でスタートした。しかし、マトリックスのマンセボ選手を含む7名の逃げを許してしまい後手に回ってしまった。
チームとしては追走グループを作るような動きはするが、集団はそれを許してくれなかったので、鈴木選手と僕と同じく逃げに選手を送り込めなかったシマノレーシングの2選手と集団牽引をする展開になった。
マンセボ選手の逃げ切りという最悪な結果にならなかったことは良かったが、チームとしては後手に回った展開になってしまったことは反省すべき点だった。チームとしてのまとまりや動きは良くなってきているので、チームとして早く優勝したい。
個人としては開幕戦の落車・骨折以降、復帰戦となり多少不安になっていたが、落ち着いて走ることができたので良かった。たくさんの激励メッセージありがとうございました。
次戦以降も勝利を目指して頑張ります。応援よろしくお願いします。」
＜リザルト＞
0515 JBCF群馬CSC5月リザルト.pdf
コメントする