REPORT

3/13 第1回JBCF播磨クリテリウム レポート

3月13日(土)
第1回JBCF播磨クリテリウム
場所:兵庫県加東市・播磨中央公園
カテゴリー:P1(ブロンズ)
距離:午前 60km (3km×20周) / 午後 45km (3km×15周)
天気:曇り・雨

<出場選手>
鈴木 譲
伊藤雅和
住吉宏太
岡本 隼
草場啓吾
大前 翔
當原隼人
渡邉 歩

<監督レポート>
JBCF(Japan Bicycling Federation)の2021年シーズン開幕戦。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕戦が7月でしたが、大会主催者のご尽力のおかげで例年と同じ3月に開催していただくことができました。第1戦はJBCFでは初採用の兵庫県・播磨中央公園の特設3kmコースを午前は60km、午後は45km走りました。

愛三工業レーシングチームの作戦としては、今までレースで使われたことのない初めて走るコースで、昨シーズンからの移籍などで各チームの戦力もわからないので、各チームの動きを見ながら逃げとスプリント両方で対応できるように各選手で役割を振りました。

午前中のレースは、逃げに対応しながら全選手先頭に固まってレースをこなしました。終盤、岡本隼・大前翔の入る逃げが形成されてラスト1周まで逃げましたが、最終周にメイン集団にキャッチされてしまいます。最後は各チーム入り乱れてのスプリントになりましたが、そこから抜け出したマトリックスのフランシスコ・マンセボ選手が独走で優勝。後続の2位争いに住吉宏太が加わりましたが、横からスプリントをかけた選手に接触して落車。その後ろで落車を避けながらフィニッシュした渡邉歩がチーム最高位の9位、同じラインにいた伊藤雅和が10位フィニッシュしました。

なお、住吉は病院での検査を受け、鎖骨骨折という結果でした。シーズンオフをしっかりと準備して調子のよい入りだっただけに非常に残念ですが、早期の復帰を期待します。

午後のレースは午前中のレース状況や結果を踏まえて、スプリントでのフィニッシュにするためにできるだけチームで集団をまとめることを念頭に置いてレースを組み立てることにしました。

レースは始まってみると予想以上に各チーム、各選手の消耗が激しく、早々と各チームの選手が入った逃げが決まりました。愛三からは伊藤雅和と渡邉歩が入りました。そうなるとメイン集団はペースが上がらず、逃げきりが確定的になりました。

最後はバラけながらフィニッシュに向かい、残り3周で逃げグループから抜け出したブリヂストンの橋本選手が優勝。2位は同じく逃げグループから抜け出したマトリックスのホセ・トリビオ選手。後続の4名のスプリントで伊藤雅和が2着になり4位でフィニッシュしました。また後続のスプリントでは岡本隼が先頭でフィニッシュして7位でフィニッシュしています。

今回のレースで各チーム・各選手の仕上がりの程度が見えました。それは愛三の選手も同じく、ここから次戦・目標とするレースに向けての調整が始まります。翌日は広島に場所を変えて森林公園で西日本チャレンジサイクルロードレースに出場します。今年は全日本選手権も広島森林公園で行われるので、イメージがよくなるような積極的なレースを目指します。

<伊藤雅和コメント>
伊藤.jpg

「チームとしては集団スプリントで勝利を狙ってのスタートでした。ただ危険な逃げはしっかりチェックしていこうということで、最初にできた逃げにまず渡邉選手がフォローに回りました。次の動きが起きた時に僕が行けそうな位置だったので、僕がフォローに回りました。

結果的に逃げのタイム差が逃げ切るくらいまで開いたのでそこの集団の中での勝負になり、最後は僕も渡邉選手も力及ばず勝利を逃してしまいました。ただ後ろの集団では本来であればエースを担う役割だった岡本選手がしっかりと集団の頭を取れたので、自分達がもう少し上手に走り、彼にスプリントを託せるようにコーディネートできれば良かったと思いました。

僕自身のコンディションはまだまだ上がってきていないので、これから練習を重ねてしっかり走れる準備をしていきたいと思います。」

P1リザルト(午前)

P1リザルト(午後)

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Photo : Aisan Racing Team

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