Le Tour de Langkawi 2020 Stage 5
2020年2月11日(火) Kuala kubu Bharu - Ipoh
本日はLe Tour de Langkawi 2020 第5ステージがKuala kubu Bharu - Ipoh間を北上する165.8kmで行われた。
コースは昨日とは打って変わり、平坦が一直線に続くステージとなり、集団スプリントの可能性が高いステージとなる。チームは、初日からの目標であるステージでの一桁順位を目指すべく、集団スプリント一本に絞り、大前をスプリントのエースに立て、総力戦で勝負を挑むこととした。
レースは昨日の結果から個人総合順位に変動があり、チームサプラ(マレーシア)がリーダーチームとして集団統制を図っていく。例年、山岳ステージの後は展開が激しくなることが多いが、その例年通りの展開で各チーム入り乱れながらの熾烈なアタック合戦で消化していき、50kmを過ぎたあたりで6名の先行グループが形成された。この展開からすぐさまリーダーチームが集団コントロールを開始し先行グループとメイン集団の差は最大3分までとする。
多少の風向きの変化などあったものの、危なげない集団コントロールで順調に先行グループとの差を縮めていき、ラスト5kmを切って集団は一つとなり、集団ゴールスプリントに向かう。
住吉を先頭に位置どりを開始したものの、ラスト2kmを切ったところで連携が噛み合わず、チームはバラバラのまま個々でスプリントしなければならない状態となり最終コーナーを立ち上がる。最後は集団前方で埋もれてしまい、大前は12位でフィニッシュとなった。
連携が噛み合わなかったことでチャンスを逃す結果となったが、各選手が強い思いを持ってレースに臨んでいることは確かで、その気持ちが先走ったことがミスを誘発したように感じた。
チームの結束を再度密にし、我々の形を示していけるよう残されたステージを集中して臨んでいきたい。
Text : Taiji NISHITANI
Photo : AISAN RACING TEAM
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