11月21日
Stage5
Fuqing Circuit Race
123km (24.6km×5周)
ツアー・オブ・福州2019第5ステージは、福州市の南にある福清の新しくできた海岸道路で行われました。コースは周りの何もない吹きさらしのため、強い風が選手たちを苦しめました。
スタートしてすぐの追い風区間で集団は中切れが大量発生して、1周目にも関わらず集団は4つに分裂。しかし折り返して向かい風区間に入ったところで集団は一つにまとまりました。2周目は皆警戒が強くなり、ばらけることはありませんでしたが、集団内は位置どりで非常にナーバスでした。
3周目に3名の逃げが決まり、ペースは落ち着きました。逃げは一時1分30秒ほど差をつけましたが、追い風区間でタイム差がすぐに詰まってしまうため、メイン集団はペースを調整して走り、30秒から1分を推移してコントロールされました。
最後の1周の5周目になるとメイン集団は逃げを捕まえるべくペースアップを始めて追い風区間の中程で吸収。メイン集団はそのまま集団スプリントになりました。強烈な向かい風の中でのスプリントになり、集団の主導権を握ったロシアナショナルチームがステージ優勝。愛三は位置を上げることができず住吉宏太がステージ14位、岡本隼がステージ18位でフィニッシュしました。また、個人総合ではDNFをした選手がいたので、渡邊翔太郎の順位が23位から一つ上がった22位になりました。
明日はいよいよクイーンステージの永泰の云頂に上る山頂フィニッシュです。渡邊翔太郎の個人総合を上げることを目標に走ります。ご声援、よろしくお願いします。
Text : Takumi Beppu
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