おおいたアーバンクラシック
11.6km×13周=150.8km
天気:晴れ
気温:33度
スタート:9:00
昨年は10月に開催されたおおいたアーバンクラシックは、10月に行われるラグビーW杯の影響で、8月の開催になりました。連日気温が高く、前日の昼にスタートしたクリテリウム時の気温が40度超えだったこともあり、非常に暑い中でのレースになることが予想されました。チームの作戦としては、クリテリウムの展開から逃げにメンバーを送ったら後続は動かないこと、そして強いチームと強い選手が限られているため、先逃げが非常に有利だということはわかっていたので、チームから多くのメンバーを先逃げに乗せてレースを有利に運び、後半暑さでバテてくるのでそこで余裕を持って展開できるようにすることでした。
レースは朝9時で気温30度を超えた状態でスタート。最初からアタックがかかり活性化した状態で進みました。3周目に入る上りでアタックがかかり、21名の選手が先行しました。愛三のメンバーは積極的にアタックに反応していたが、ちょうどその時点で下がってしまっていて、先頭にはクリスティのみ入ることができました。そのまま21名と集団はタイム差を広げていき、最大で3分開いたところでブリヂストンが牽引を開始。そのペースが速いにも関わらずタイム差が詰まっていかないこと、そして逃げのメンバーを見るとクリスティでもそこそこ勝負できること、この暑さの中で全力で牽引しても追いついた後に体力が残らずチームが自滅から崩壊してしまい、勝負に加われないこともなどを鑑みて、あえて集団の牽引には加わらず追走の様子を見ることにしました。集団が止まればそれまで、追走ができればそれに対応する、流れに身を任せるのが一番と思わせるほど、その21名は決定的でした。
クリスティを含む21名は淡々と周回をこなしていきましたが、後続集団は徐々に人数を減らしながら、最終的には崩壊してしまい、先頭の21名がメイン集団になりました。後続では岡本が追走に入っていましたが、そのグループも降ろされてしまいました。
先頭では、クリスティが孤軍奮闘していましたが、残り2周で決まった5名に逃げに乗れず、後続の集団で12位でフィニッシュしました。現在冬で気温一桁のニュージーランドから来ているだけに、さすがにこの暑さは堪えたようです。逃げ集団に2名いたチームが多く上位に入っているので、あと一人は乗っておかなければいかなかった。またレースがどこで決まりやすいかなどを考慮しておくべきでした。暑さやメンバー、展開など難しいレースになりました。
今後のスケジュールは、バンクリーグ名古屋・松坂、シマノ鈴鹿ロードレースなどを経て、ツール・ド・北海道に出場します。レースから学び、それを次のレースに生かし、常に向上していく気持ちを大切にしていきます。
引き続き、ご声援、よろしくお願いいたします。
Text : Takumi BEPPU
Photo : AISAN RACING TEAM
19 OITA Urban Classic Result.pdf
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