REPORT

5/30-5/31 第21回ツール・ド・熊野 プロローグ・第1ステージ レポート

5月30日(木)
プロローグ(個人タイムトライアル)
700m

ツールド熊野初日は700mのプロローグ。大きなタイム差はつかないものの、リーダージャージを決める重要なステージ。スプリンター向きのタイムトライアルです。愛三では岡本隼が出走後に暫定3位に入る記録でフィニッシュしましたが、その後にタイム更新が相次ぎ、最終的にトップから2秒差のステージ9位で初日を終えました。

Tour de Kumano 2019 Prologue Result.pdf

5月31日(金)
第1ステージ
100.4km(15.4km+17.2*4Laps+16.2km)

ツールド熊野第1ステージは例年と山岳ポイントのレイアウトが変わり、上りの回数が増えて、立ち上がりと下りのコーナーが増えて、さらにテクニカルなコースになりました。上りのセクションは非常に狭いため、位置取りで前にいないと集団が割れて取り返しのつかない差が生まれることが予想されたため、毎周回のそのセクションを気をつけて、先頭グループにできるだけ多くの選手を入れることを目標に臨みました。

スタートして草場を含む4名の逃げが形成されて、細いセクションに入っていき、そこでマトリックスがペースアップを図り、先頭は19名に絞られました。住吉がそのグループに入りましたが、あまりのハイペースについていくことができず、愛三はそこに選手を入れることができませんでした。その後その19名は逃げの4名を吸収して23名のグループになり、ハイペースでラップを刻みます。後続では9名の追走集団ができ、そこにクリスティが入りました。23名と9名は1分弱で推移していましたが、ラスト1周で1分がつまらなくなり、そこからずるずるとタイム差が開いていきます。先頭は草場がスプリントに挑みステージ10位でフィニッシュしました。その後はクリスティが2分30秒差の22位でフィニッシュ。その他の選手がいたグループは6分07秒差でフィニッシュとなりました。

チームとして、わかっていながら先頭に数を送り込めなかったのは反省点であり、よりまとまった走りをすることも求められます。明日の第2ステージは攻めの走りに徹して、ステージ優勝を狙っていきたいと思います。

Tour de Kumano 2019 Stage1 Result.pdf

Text : Takumi Beppu

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