REPORT

5/22 NTN presents 2019 ツアー・オブ・ジャパン 第4ステージ レポート

第4ステージ 美濃
139.4km

第4ステージの美濃ステージは、愛三工業レーシングチームのホームステージです。毎年多くの方々に期待をしていただき、また、チームにはスプリンターが多く在籍しており、チームカラーもマッチしているので、何としても勝ちたいステージと設定していました。

チームのメインの作戦は岡本のスプリントで勝負することで、大きな逃げなどがあった場合は、他の選手で対応すること。総合系が動いた場合はモニエが対応するということでまとめました。

レースが始まると3名の逃げが形成されました。リーダーチームのルブリャナ・グストがコントロールをしてレースが進みました。逃げは比較的高速で、メイン集団もペースがあまり落ちることなく、長く伸びた状態が続きました。

しかしレースの定石通り、総合チームとスプリンターチームに牽引された集団に逃げは残り2周で吸収されました。愛三としては牽引にも協力をしてもよかったのですが、一人欠けていること、また若いチームなので、そこは申し訳なくもスプリントに全勢力を集中させてもらうことにしました。

そして最後の登りでも大きく遅れることなく、渡邊・岡本・草場・モニエはメイン集団でクリア。そこから最後のスプリントに挑みます。

スプリントは草場に導かれた岡本がスプリント開始。一度は先頭に出るも、少し距離が早めだったのと、向かい風の影響で伸びが足りず、8名にまくられてステージ9位でのフィニッシュになりました。しかしながら、果敢に攻める姿勢と、草場がしっかり先行してからの岡本のスプリントと形も良かったため、チームとしては意味のある連携プレーからのスプリントになりました。

フィニッシュ後の選手の話からもポジティブな発言が多かったので、東京ステージに向けて非常にモチベーションが高いです。

次のステージからは山岳ステージ3連戦が始まります。愛三としてはチャレンジすることをメインに考えて、選手個々のレベルを知ること、自分の限界に挑戦することにチャレンジしてもらいたいと思います。

引き続き、愛三工業レーシングチームへの応援、よろしくお願いします。

Text : Takumi BEPPU

Tour of Japan 2019 Stage4 result.pdf

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