11月17日(土)
ツアー・オブ・福州2018
第4ステージ
永泰 Yang Tai - 大洋镇 Da Yang Town
126.8km
ツアー・オブ・福州第4ステージは再び山頂フィニッシュのステージ。昨年とコースが変わり、昨年より200mほど標高が低い山が2級山岳として、フィニッシュは4級山岳と設定されていました。愛三は、第1ステージで前で上れた住吉と野本を軸に臨みました。
スタートからアタックが複数かかり、一時野本の入った逃げが決まりかけましたが吸収。そのあとに決まった5名の逃げに岡本が入りました。逃げは3分弱のタイム差でコントロールされました。逃げはそのまま上りの入り口まで逃げ続きましたが、メイン集団が上りの入り口を全開で入ったため一気に差が詰まり、その後すぐにメイン集団に吸収されました。メイン集団は長い列のまま上りに入ったので、中切れが続発しました。黒枝の全力サポートに連れられた住吉がいい位置で入り、少し後ろで野本が続きました。
その後、野本が11人の先頭集団に残りましたが、残り10km付近で遅れてしまいます。その後ろに住吉が20名弱の集団に残り、やがて野本を吸収してフィニッシュへ。住吉は果敢にトップを狙いましたが、4番目フィニッシュのステージ22位でした。同じグループで野本が26位でのフィニッシュしました。
住吉と野本はあと一息で先頭集団フィニッシュだっただけに、今後のオールラウンドな活躍に期待が持てます。また、上り口が集団スプリントのような混戦だったので、黒枝の上り口でのサポートも今日のステージの結果に大きく貢献しました。このステージの結果から、住吉の個人総合が25位になり、UCIポイント圏内に入りました。
明日は最終ステージの永泰でのサーキットレースです。今年からフィニッシュが下りになったので、どうなるか想像が難しいですが、明日も貪欲にステージ優勝を狙っていきます。
Text : Takumi BEPPU
Photo : AISAN Racing Team
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