11月16日（金）
ツアー・オブ・福州2018
第3ステージ
LianJiang County Sports Park
97.5km
ツアー・オブ・福州は折り返し地点の第3ステージを迎えました。LianJiang County Sports Parkをスタートして、LianJiang Countyを大きく一周してLianJiang County Sports Parkに帰ってくる97.5kmのステージ。途中に2級の山岳とフィニッシュ前に丘があることで、総合とステージ狙いで動きがあることが予想されたので、動きが激しいようならば愛三も住吉宏太でステージを狙いつつ総合のタイム差を稼ぐ、もしくは集団でフィニッシュに向かうようならば、スプリントでステージを狙う作戦で臨みました。
レースはスタートからアクティブに進み、14km地点の4級山岳を越え、そのままの勢いで2級山岳を迎えます。2級山岳では集団はかなり割れて、先頭5名が飛び出し、追走の12名に住吉と野本が乗りました。KOMを越えて霧深い下りを下ると、5名を吸収して先頭集団は一つになりましたが、そこからさらに3名が飛び出します。後続からも40名ほどメイン集団に追いつき、メイン集団は80人ほどの大きなものに。3名の逃げには総合2位で4秒差の選手が乗っていたため、リーダーチームは必死に牽引しますが、なかなか差が詰まりません。そこに総合4位のセントジョージが加わりタイム差38秒で最後の丘に入ります。
そこでは総合4位のセントジョージの選手が1名で飛び出し先頭3名に追いつきました。しかしそこから1名脱落したため、先頭は再び3名になり、逃げ続けます。後続では住吉、渡邊、岡本、野本を含むメイン集団が追撃をかけましたが、あと100m〜200mほど足りずに逃げ切りを許してしまいました。後続のメイングループでは、岡本隼が2番手でフィニッシュしてステージ5位、住吉が11位、野本が16位に入り、ステージチーム順位が2位でのフィニッシュとなりました。
途中、絞られたグループに住吉と野本が残り、総合争いで潰し合いがあったことでステージ優勝への望みが高まりましたが、最後はあと一歩及ばずでした。しかしながら日に日に各々の調子や連携がうまくいっているので、残り2ステージも全力でステージ優勝を目指します。
Text : Takumi Beppu
Photo : AISAN RACING TEAM
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