11月11日(日)
ツール・ド・おきなわ2018
国際ロードレース(UCI1.2)
208.7km(+Neutral 2km)
今年で開催30周年のツール・ド・おきなわに若手の多いメンバー構成で臨みました。序盤の動きで10名の逃げが形成されました。愛三からは黒枝士揮がその逃げを追走しましたが、あと20mを詰めることができず乗ることができませんでした。その逃げには主要チームがほぼ乗ってしまったため、乗せることのできなかったブリヂストンの選手と黒枝が西海岸から先頭を固めて追走を始めました。タイム差は8分30秒前後を推移して、なかなか詰めることができません。
その後も香港や鹿屋体育大学、愛さんからは野本空も追走に協力して、前を追いました。2回目の普久川ダムの登りでメイン集団のペースが一気に上がり、メイン集団はバラバラに。追走の仕事をした黒枝を除く愛三の4選手はなんとか第3集団で登りきり、次の安波小学校をすぎた上りでも懸命に前を追走して、第2集団に残ることができました。しかしその頃には5名の追走ができており、先頭10名、追走5名、30人ほどのメイン集団という構図になっていました。その時点でメイン集団に住吉・渡邊・岡本・野本が残りましたが、その後、渡邊と野本が遅れてしまいます。
源河を過ぎたところから始まる上りまで来ると、先頭からは2名遅れて8名になり、追走も一人遅れて4名、そしてメイン集団も徐々の人数を減らしながら進みました。先頭からのタイム差はなかなか詰まらず、3つのグループはそれぞれ同じペースで走っているような状況に。最後は先頭もばらけてフィニッシュ。住吉と岡本のいた第3集団からも3人がアタックしていき、17位争いの集団で住吉が3番手の20位、岡本が24位でフィニッシュしました。
今回は珍しく最初にできた逃げが最後まで逃げ切った展開になりました。後続集団は追走の協調が取れず、途中のペースアップが急激だったことなどで集団の全員が消耗してしまい、先頭集団を捉えるには至りませんでした。しかしながら愛三チームではそれぞれがアシスト・最後の勝負と役割を持って走り、チームワーク良く走ることができたことは良い要因でした。あとは今後のトレーニングなどで足りない実力分を補っていけたらと思います。2018年シーズンはまだレースがあるので、そこで今回の悔しさを晴らしたいと思います。
Text : Takumi BEPPU
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