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おおいたいこいの道クリテリウム
30km (1km×30周)
おおいたサイクルフェスでのプロクリテリウム、大分いこいの道クリテリウムが行われました。1kmの周回を30周する30kmのレースで、ハイスピードなレース展開が予想されました。愛三工業レーシングチームには地元大分県出身のスプリンター黒枝士揮が所属しているので、黒枝のスプリント勝負ができるように作戦を立てました。
序盤から同じく大分県出身の黒枝士揮の実弟の黒枝咲哉を要するシマノレーシングチームが先頭を固めてレースをコントロールしました。愛三からも住吉宏太がコントロールに加わったことで、黒枝が良い位置を取れる場所に留まることができました。
中盤になるとコントロールもペースが落ち始めてアタックをする選手が出始めましたが、それでも黒枝は集団前方をキープしてスプリントに備えました。そして最終コーナーを2番手で曲がった黒枝でしたが、前の選手が諦めて踏むのをやめてしまったので200mで先頭に出てしまいました。それでも諦めず勝利を目指して全力でスプリントをしましたが、向かい風だったこともありフィニッシュ直前で4名に抜かれで5位でフィニッシュしました。その後前方の落車をした選手が直前すぎたため避けきれずに黒枝も落車をしてしまいましたが、幸い骨折などはありませんでした。結果は奮いませんでしたが、地元での優勝を目指した男気溢れる走りを魅せてくれました。黒枝は明日のロードレースも出走予定です。
明日のロードレースは場所を大銀ドーム周辺コースに変えて、起伏に富んだ10kmの周回を15周する150kmで行われます。チーム一丸となってUCIポイント獲得を目指します。応援よろしくお願いします。
Text : Takumi BEPPU
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