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Stage1
Almaty - Almaty
26.1km*7Laps = 182.1km
ツアー・オブ・アルマトイ第1ステージは、アルマトイの街の中から外周を走るバイパスを往復して、再び街に帰ってくる26.1kmを7周するステージ。平坦基調と聞いていたがアップダウンがきつく、風も影響するタフなコースレイアウトでした。今回愛三工業レーシングチームは5名での参加のため、展開に合わせてうまく動いていきスプリントになる展開を期待してスタートしました。
スタート直後からペースが速く、最初の1時間の平均速度は45km/hを超えていました。久しぶりのレースということとニュートラル区間がなかったため、選手たちは翻弄されます。すると30名ほどの先頭集団が形成されて、後続はペースダウン。先頭の30名は強豪チームがほぼ入ってしまったため、後続からは逃げ遅れた選手たちが追撃をかけようとペースを上げます。すると30名、追走6名、27名、メイン集団と、ヨーロッパと同じような前に前に集団が割れていく展開になりました。第3集団に早川が入りましたが、すでに多くのチームが選手を前を行く集団に送っていたため、その集団も次第にペースが落ちていきます。すると各集団からも選手たちが遅れていき、最終的には先頭1名、追走2名、第3集団3名、第4集団9名、第5集団11名、早川のいる第6集団が30名、メイン集団とバラバラになっていきました。ラスト1周で早川のいた第6集団はメイン集団に吸収されて、68名の大集団になりフィニッシュしました。各集団の人数や、メイン集団には多くのスプリンターがいたことも、コースの過酷さを物語ります。
しかしながら、通常のアジアツアーと異なり、アジアにいながら前に割れていく展開や、ワールドツアー選手の強さなどを目の前で感じることは、貴重な経験でもあり、一つの目標にしても良いレースだと感じました。第2ステージは山頂フィニッシュですが、今のチームでできることを行い、来年の出場に向けて準備していきたいと思います。
ツアーオブアルマトイ2018 第1ステージ リザルト(PDF)
http://tourofalmaty.kz/userdata/Official%20Results%201%20stage.pdf
Text : Takumi BEPPU
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