ツール・ド・ロンボク2018
第3ステージ
Mataram City Circuit Race
110km (11km*10Laps)
ツール・ド・ロンボク2018最終第3ステージは、Mataramの街の11kmの周回コースを10周する110km。コースは基本フラットで、第1ステージのフィニッシュ地点がスタート・フィニッシュ地点でした。チームの作戦は黒枝のスプリントでステージ優勝を目指すことでした。
スタートして6名の逃げが決まり、メイン集団はリーダーチームのForca Amskinがコントロール。しかし逃げのスピードが遅く、普通にコントロールしてもタイム差が詰まってしまう状況でした。ゆっくりとしたペースのまま、2回目のスプリントポイントまで通過して、そこからグムサンの韓国の選手が一人で飛び出し、他の5名は吸収。3つめのスプリントポイントではメイン集団でもボーナスタイムがつくようになったため、集団はペースアップ。スプリントポイントを通過してそのまま韓国の選手も吸収しました。
残り2周になり、スプリントを狙うために阿曽とモニエで集団のペースをあげました。そして残り3kmを切ったくらいでモニエが単独でペースアップ。残り500mまで他のチームはモニエに並ぶことができず、そこから小森がペースアップ。残り300mで岡本がスプリントを開始。そして黒枝がフィニッシュに向かってスプリントをして1着でラインを通過しました。黒枝にとってもチームにとっても今後に繋がる嬉しい1勝になりました。アシストした岡本もステージ4位に入りました。この結果、黒枝はステージ優勝でUCIポイントを7ポイント獲得。また、個人総合ポイント賞でも3位に入賞しました。個人総合では阿曽が9位でUCIポイントを3ポイント獲得。チームとしてUCIポイントを10ポイント獲得しました。
今回のツール・ド・ロンボクは、初日に大きなミスを冒してしまい、逃げ切りを許してしまいましたが、続き第2第3と挽回することができました。この気持ちを忘れずに、今後のレースもミスをなくし、より強いチームを築いていけるよう努力していきます。
応援ありがとうございまいた。愛三工業レーシングチームの次のレースは5月に行われるツアー・オブ・ジャパン(UCI 2.1)の予定です。
Text : Takumi BEPPU
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