ツール・ド・インドネシア2018
第3ステージ
Probolinggo - Banyuwangi
200km
ツール・ド・インドネシア2018第3ステージは宿泊地のスラバヤから早朝に100km1時間半の移動をして、スタート地点のProbolinggoに入りました。このステージから山岳ポイントが設定されて、総合時間の争いに動きが出ることが予想されたため、他のチームの動きをより警戒してレースに臨みました。
序盤から激しいアタックが続く中、2名の選手が逃げ、リーダーチームのKFCがコントロール。タイム差は最大2分まで開くも、KFCが逃げとのタイム差を縮め始めて、2名を吸収。その後再びアタックが続きました。そして住吉宏太を含む13名の逃げが決まり、ようやく集団は落ち着きます。13名は4分ほどまでタイム差を開き、2つ目の山岳ポイントに入ります。山岳に入るとタイコンチネンタルのPHOUNSAVATH選手が単独でアタック。その後に2名の追走で、住吉のいる9名のグループに分かれました。PHOUNSAVATH選手は逃げていた他の選手に約2分のタイム差をつけて下りに入りました。下りで戦闘は2名になり、後続は全て吸収。途中阿曽を含む4名の追走ができましたが、先頭とのタイム差と逃げに逃げているチームのアシストがいることから、残り35kmで4分のタイム差がありましたが、住吉から現在のプロトンの状況からスプリントに切り替えたほうが良いという提案があり、チームの作戦をスプリントに切り替えて集団牽引を始めました。
愛三と数チームの牽引により、逃げは残り300mほどで吸収。スプリント勝負になり黒枝士揮がステージ5位でフィニッシュしました。200kmの長丁場のレースで逃げにチームを送り込み、最後も牽引でスプリントに持ち込むなど、チームの強さを見せた1日になりました。
次の第4ステージは今大会のクイーンステージ。バリ島のGilimanukから北部のルートで1411mの山岳を越えてDenpasarにフィニッシュする170.9kmです。個人総合でのUCIポイントを目指します。
Text : Takumi BEPPU
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