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Stage4
Kulim - Gunung Jerai
101.3km
第4ステージは今大会のクイーンステージ、標高1217mのGunung Jeraiの山頂にフィニッシュする101.3kmのステージ。個人総合成績を左右する重要なステージになりました。
前半に5名の逃げが決まり、リーダーチームのオリバーズ・リアルフードとタイランドコンチネンタルが集団をコントロールして進む。しかしタイム差はどんどん広がり、最大7分まで広がる。上りに近づくにつれてメイン集団もペースを上げるが、結局6分40秒差で上りに入る。
メイン集団はリーダージャージを中心に人数を減らしながら上っていく。そこから4分の差つけてTeam Sapuraのコロンビア人選手がステージ優勝。渡邊翔太郎は最後までリーダージャージグループに食らいついてステージ6位でフィニッシュ。早川朋宏が若干遅れてしまうも、粘り強い走りでステージ17位でフィニッシュして、UCIポイント圏内の個人総合8位に入る。
連日逃げに乗ってタイム差を広げていたメンバーは皆上りで遅れ気味になり、その中でも早川は遅れを最小限に食い止めることができた。また、渡邊はオールランダーの片鱗を見せ、上りでも遅れずに潜在能力の高さを示すことができた。
明日の最終ステージはAlor Setarの街からスタートして100km時計回りに大きく回り、再びAlor Setarの街に帰ってきて、市街地の周回コースを3周するステージです。途中に114mの山岳ポイントなどもあり、まだまだ勝負の行方はわからないコース設定になっています。
明日の最終ステージも愛三工業レーシングチームにご期待ください。
Text : Takumi BEPPU
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