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Stage2
Shah Alam - Dengkil
138.2km
ツール・ド・スランゴール2017第2ステージは、シャーアラムのSultan Salahuddin Abdul Aziz Mosqueからクラルンプール南部に位置するDengkilにフィニッシュする138.2km。チームの作戦はリーダーチームのチームサプラの裏をかき、逃げに選手を入れて総合逆転とステージ優勝を目指しました。
序盤の20名の逃げ集団が形成されて、そこに早川朋宏と黒枝士揮が入りました。その同じタイミングで総合3位につける小森亮平が落車。バイクが破損した関係で代車に乗り換えて集団に復帰。そのあとは痛みに耐えてメイン集団に食らいつきました。
20名は協調体制がうまく整わず、チームサプラとPDRM-Gのコントロールするメイン集団からタイム差を広げることができません。1分30秒前後でコントロールされていましたが、残り30kmでメイン集団がペースアップ。先頭はペースを上げるついていけない選手が多く、早川を含む5名がそこから抜け出してフィニッシュを目指しました。しかしその逃げも残り2kmであえなく吸収。そのあとはメイン集団に待機していた渡邊翔太郎と、逃げていましたがスプリントのリードアウトを引き受けた黒枝が住吉宏太をリードアウトして、住吉がステージ3位に入りました。小森と早川もメイン集団内でフィニッシュしました。
チームの動きとしては非常によく、リーダーチームにプレッシャーをかけましたが、逃げ切りもスプリントももう一歩でした。優勝することの難しさを痛感しています。しかしながら日に日に強さを見せることができているので、この後のステージでもベストを尽くして優勝を目指します。
text : Takumi BEPPU
Photo : AISAN Racing Team
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