6月24日(土)
全日本自転車競技選手権大会ロード・レースU23
140km (14km*10Laps)
全日本自転車競技選手権大会ロードレースU23に岡本隼が出場しました。岡本は今年2月にバーレーンで行われたアジア選手権U23で優勝したため、今回はアジアチャンピオンジャージを着用してのスタートとなりました。
レースは少人数のグループができては吸収される展開。U23は組織的に引くことのできるチームがあまりないため、大きな逃げができないナーバスな展開が多い。大きく展開が動いたのは中盤。優勝候補の選手たちが動き始めると、だんだんと先頭集団は小さくなっていく。岡本は常に先頭集団に入り、様子を伺っていた。レースも終盤に入り、強力な選手たちのアタックが始まると、岡本は遅れながらも対応していたが、3名の先行を許してしまう。そしてラスト1周では、先頭は3名、追走2名、そして岡本のいる3名という形になる。その差は縮まることなく、岡本はそのグループの先頭でフィニッシュして6位でした。
後から話を聞くと前半に積極的に動いていたようで、その疲れが後半に出てしまったようでした。優勝したシマノレーシングの横山選手も同じようなタイプの選手だったので、もう少しうまく立ち回れていたら、違った結果になっていたかもしれない。しかしながら積極的に厳しいレース展開を作っていき、自分のスタイルを表現しようとした動きは、今後の飛躍につながることを期待しています。
Text : Takumi BEPPU
Photo : Sonoko TANAKA
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