2017年6月2日(金)
ツールド熊野 第1ステージ 赤城川コース
本日はツールド熊野第1ステージが赤城川清流コースにて行われた。このコースは立ち上がりや道幅の狭い箇所が多く設定されており、選手のスキル・体力ともに高い次元が要求されるレイアウトで、コースプロフィールからは計り知れないほどの難易度を有している。
例年、実力の高いチームがレースを支配する実績が多いが、今年は絶対的な支配力を有するチームが存在しないと予想されたためプランAとして逃げをメインに考え、プランBとして黒枝のゴール勝負を考えていた。
レースは予測通りのアタックをメインとした動きが続くが、チームとしても作戦に準じた動きを繰り返し、レースを有利に進めれるよう展開していく。順調に見えたレース展開であったが、30km過ぎたあたりで20名弱の強力なエスケープグループが形成される。愛三はチームとして対応が遅れ、ここに選手を送りこむことに失敗してしまう。
最大3分近い差がつくものの、リーダーチームであるアタックチームグストが集団牽引を開始しその差を1分近くまで詰めていく。愛三としては集団ゴールに持ち込み、黒枝のスプリントで勝負する算段でいたため、小森・渡邊で追走を手伝う形で加担するが、ここでも歯車が合わずうまく追走することができない。
結局、最後までこのエスケープグループを取り逃す形となり、チームとして勝負するところまで持っていくことができなかった。
今回はプランA、Bと設定したが、いずれも達成できなかったことは悔やまれる。しかしながら、明日の熊野山岳コースでは何が起こるかはわからない分
チャレンジするメリットは十分にあると確信している。
残された2日間で必ず修正し、引き続き表彰台を目指したい。
Text : Taiji NISHITANI
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