3月18日(土)
JBCF Jプロツアー第1戦
宇都宮クリテリウム(P1 レースグレードA)
栃木県宇都宮市清原工業団地内特設コース(1周3km)
【出場選手】
小森亮平
早川朋宏
住吉宏太
原田裕成
渡邊翔太郎
予選 3km×5周=15km
決勝 3km×20周=60km
2017年Jプロツアー第1戦として宇都宮市の清原工業団地で行われた宇都宮クリテリウムに出場しました。愛三の選手たちはツール・ド・ランカウイで1週間レースを走っていて、今回は通算9レース目。比較的余裕を持ってレースに臨むことができました。午前中に行われた予選は全員危なげなく通過しました。
午後に行われた決勝には5名全員が出場。他チームは8名のところが多く、愛三は人数的に展開を作るのは難しいので、他のチームの出方を見ながら展開する。今年はホームストレートが追い風で、アタックしても集団の速度が落ちないので、簡単に逃げは決まらない。愛三の選手たちは常に前方に位置して、すべての展開に乗っていく。
結局最終周まで逃げは決まらず、最後はゴールスプリントの展開に。残り1周を小森・原田・住吉の順で通過して、最終コーナーを2番手争いで通過した住吉が3位でフィニッシュ、表彰台を獲得しました。またラスト1周で前に上がりきれなった渡邊でしたが、持ち前のスピードを生かしてチームをアシストをするために先頭を目指しましたが、距離が足らずに6位のところでフィニッシュとなりました。チームとしては全体の人数が少なくても特に不利は感じることなく、要所要所で良い走りをしていました。また、原田が中間スプリントポイントを獲得しています。
3月19日(日)
JBCF Jプロツアー第2戦
宇都宮ロードレース(P1 レースグレード AA)
栃木県宇都宮市 宇都宮森林公園近辺公道(1周 6.4km)
【出場選手】
小森亮平
早川朋宏
住吉宏太
原田裕成
渡邊翔太郎
6.4km×11周=70.4km
第2戦の宇都宮ロードレースはジャパンカップでおなじみの宇都宮森林公園の隣のゴルフ場、鶴カントリークラブ前の登坂を中心にした6.4kmの周回を11周する70.4kmのレース。実は宇都宮クリテリウムが開催される前に設定されていたコースはこのコースだったということで、2年越しでの開催のようでした。鶴カントリークラブの登坂はジャパンカップではそのあとに古賀志林道を控えているので、その前のお膳立てでのペースアップに使われていましたが、このだけのレースになるとどうなるのかは未知数でした。スタートは近くにある大谷資料館からのパレードスタートになり、リアルスタートは森林公園の入り口からとなりました。
鶴カントリークラブ前の登坂はあまりスピードが上がらず、そこでアタックしても集団との間はあまり差が広がらず、下りが長いのであっけなく吸収される展開になりました。さらにリーダージャージを持っているマトリックス・パワータグの吉田選手がスプリントで勝負できるので、抑えめのレース展開になりました。途中小森がアタックを仕掛けるも、集団は積極的に反応せず、泳がされてしまいました。ラスト2周の登坂で宇都宮ブリッツェンがチーム単位で仕掛けたのが最大の攻撃で集団はバラバラになりましたが、ラスト3kmで再び吸収。最後は登坂でのゴールスプリントになり、愛三は早川の7位がチーム最高位でした。登坂での決着になりましたが、スプリントのある選手が多く残ってしまい、苦しい展開になりました。しかしながらチームの全員が最終局面で先頭に残れたことは今後のレースに向けての期待材料となりました。結果、チームランキングは4位、個人では住吉が5位につけています。
次回のレースは3月26日(日)から3月30日(木)まで台湾で行わえるツールド台湾(UCI 2.1)、そして4月1日(土)から4月6日(木)までタイ王国で行われるツアーオブタイランド(UCI 2.1)の二つのUCI1クラスのステージレースです。また、次回のJプロツアーは4月22日(土)の第3戦、4月23日(日)の第4戦で行われる群馬CSCロードレースとなっています。本格的にシーズンが始まります。今後とも、愛三工業レーシングチームの活躍をご期待ください。応援よろしくお願いします。
Text & Photo : Takumi BEPPU
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