REPORT

6/7 Tour de Korea 2016 Stage3 レポート

ツール・ド・コリア第3ステージはGunsanからDaejeonまでの145.8km。途中に3級の山岳ポイントがあるが比較的難易度が低いステージ。前日の約250kmのステージの後ということで、疲労から逃げが決まりやすいと考え、アタックに反応するように作戦を立ててスタートする。

序盤に2名の逃げが決まり、メイン集団はアタックを繰り返しながら進んでいきました。その後その2名を含む25名の逃げグループが形成され、そこに中島康晴が入る。Novo NordiskとAvantiが4名、One Proが2名、Drapacが2名と多くメンバーを送り込んでいるせいか人数の割にあまり勢いがない。しかしタイム差は3分を越え、この逃げは承認されたと思っていましたが、メンバーを乗せることができなかったVino 4 ever、7eleven、香港ナショナルチームなどが牽引を始め、差が縮められていく。愛三工業レーシングチームとしては中島が逃げ切れば総合で有利、捕まってもゴールスプリントに持ち込めるので、その後の展開は状況に任せることにした。タイム差は残り25kmで1分前後を推移。

そしてゴール10km前丘で逃げ集団に動きがあり、まずNippoの選手がアタックをかけ、その後そのカウンターアタックでOne Proの選手がアタック。その丘の下りで中島を含む24名の選手が吸収され、残りはOne Proの選手のみ。最後の下りで小森亮平が黒枝士揮を連れて先行。そのままコーナーを先頭で通過して残り350m。黒枝はそのままの勢いでOne Proの選手を追い上げるが届かず、ステージ3位でのフィニッシュとなった。福田真平も丘をいい位置で越え、ステージ11位でフィニッシュした。チームステージ順位は1位を獲得した。ステージ3位の黒枝はUCIポイントを3ポイント獲得した。

激しい250kmのステージの翌日だったが、みんな調子よく走ることができ、結果につながった。この調子でステージ優勝まで順位を上げていきたい。また個人総合でも中島が大事なところで先頭に入ることができた。それぞれの役割を果たして、さらによい結果を目指したい。

Text : Takumi BEPPU

16Tour de Korea Results Stage 3.pdf

大会特設ページ→ Tour de Korea 2016|ツール・ド・韓国

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