6/4(土)
Tour of Japan 7th Stage(伊豆ステージ) 122km
本日はTour of Japan 7日目となる伊豆ステージが行われた。昨日の富士山ステージの結果から、各チームの総合上位者が僅かなタイム差でひしめいており、この日も波乱の展開が予想された。
愛三工業レーシングチームは総合で23位につけている中根を中心に、総合ジャンプアップを視野に入れ、臨機応変にレースすることとした。
レースは本日もイラン勢のアタックを皮切りに、スタートからハイペースで進む。10周あるうちの2周完了時点で3人の先行グループが形成され、その後ろを30名弱の追走グループ、グルペット集団の順で分断してしまう。追走グループには伊藤、早川、中根の3名が入るもののレース中盤には前半のアタックで疲弊してしまった伊藤、中根が脱落。
レース後半に差し掛かると総合2位につけているキナンが追走集団の牽引を始め、最大3分あった先行3名との差をじりじり詰め始める。
最終周回でついに先行3名を捉え、メイングループは一つとなるが、ここで孤軍奮闘していた早川が、総合上位人の攻撃に対応しきれず遅れてしまう。
その後も懸命にゴールを目指した早川はステージ17位でフィニッシュし、総合順位を20位まで引き上げた。
総合争いはこれで決着がついたかに見えるものの、明日の東京ステージでもあらゆる可能性が想定される。愛三工業レーシングチームはこの日で中根を失い明日は、綾部、伊藤、平塚、早川の4名で出走するが、最後まで集中を切らさずチャレンジしていきたい。
Text : Taiji NISHITANI
大会特設ページ→ Tour of Japan 2016|ツアー・オブ・ジャパン
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