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6/17 ツール・ド・熊野2016 第1ステージ レポート

6/17(金) 赤木川清流
ツールド熊野2016 第1ステージ

本日はツールド熊野第1ステージが、新宮市赤木川清流コースで行われた。昨日と打って変わって好天に恵まれ、ロードコンディションは良好だが、コースレイアウトは見た目以上にハードなもので、毎年集団が分裂するシーンが多発する。この日も非常にタフな展開が予想された。

愛三工業レーシングチームは好調な福田をこの日のエースとし、伊藤、小森、平塚、中根、原田の5名が全力で福田をサポートする事で一致。集団ゴールスプリントでのステージ優勝を目指した。

レースは序盤から非常にアクティブな展開の中、落車も多く発生する危険な状況。愛三選手は幸い巻き込まれるような事はなく、激しい展開に対応し続ける。しかしこの日は気温、湿度ともに高く、選手の体力消耗が予想以上に進みだんだんと動きが鈍くなり始めたころ、2名のエスケープが決まる。

さらに追走で2名が追いつき、合計4名の先行を許してしまう。愛三からは逃げに誰も送り込めなかったため、この段階で追走をかけ、集団ゴールを目指すことになった。メイン集団はキナン、UKYOが追走を開始し、ここに平塚も加わる。最大2分まで開いたタイム差はあっという間に縮まり、レースは集団スプリントに持ち込まれた。

メイン集団に残っていた伊藤、小森で福田を前方まで位置させるが、周囲のチームとの競り合いでポジションを下げてしまう。最後は福田自身で切り込み、最終コーナーを立ち上がるが、先行する選手とのアドバンテージを埋められず惜しくも4位でのフィニッシュとなった。

UCIポイント圏内が目前であっただけに悔やまれる結果ではあったが、明日の総合争いでこの無念を晴らしたい。

Text : Taiji NISHITANI

16 Tour de Kumano Stage1 Result.pdf

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