6/12(日)
JBCF奈良クリテリウム
初開催となる今大会は、コース難易度の高い2.8kmのコースを12周する33.6kmで行われた。
愛三工業レーシングチームからは綾部、平塚、原田の3名がエントリー。
午前に行われた予選は問題なくクリアし、3名揃って午後の決勝レースを迎えた。
決勝レースには54名が出走。各チーム主力選手が揃う中
我々は3名と少数であったが、積極的に前方で展開し
強い選手だけの小集団にして勝負することを目指した。
レースは短距離決戦ということもあり、序盤からハイペースで進む。
2周完了時には3名のエスケープグループが形成され
すかさず宇都宮ブリッツェンが集団コントロールを始める。
あっさりと展開が決まってしまった事で集団は宇都宮ブリッツェンの支配下に置かれ
うかつに攻撃をすることができない状態。
我々はゴールスプリントになるであろう集団内で待機しチャンスを伺うこととなる。
その後も安定したコントロールで先行グループを追走し
ラスト3周を切ったところで吸収。
集団はゴールスプリント体制になり、集団内に残っていた綾部が前方の良い位置で
ラスト1周を迎える。
ペースアップによりバラバラになっていく中、最後の最後で綾部の前を走っていた他チーム
の選手が落車してしまい、綾部はその場でストップしてしまう。
この落車で幸い怪我はなく、再発走をした綾部は24位でフィニッシュした。
また、平塚もこの落車で後方に下がってしまったが無事完走。
原田は持ち前のスピードを生かせず、途中リタイアとなった。
今回のレースは後方からスタートした選手はほとんど上がりきれないまま
レースを終えている印象だった。
ペースが速かったこともあるが、今回のようにテクニカルなコースでは
力以上に経験とスキルが必要不可欠だろう。
次戦はツールド熊野となるが、昨年の総合4位を上回る結果を目指したい。
Text : Taiji NISHITANI
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