2016/2/27
Stage4
Ipoh - Tanah Rata
129.4km
ツールドランカウイ2016第4ステージは今大会のクイーンステージ、キャメロンハイランドの頂上ゴールで争われました。序盤に黒枝士揮を含む3名の逃げが決まり、集団は一時6分差が開くほどに。しかし総合で27秒遅れの選手が入っていることから、ユナイテッドヘルスケアを中心に追走を開始。集団は上り口で3分ほどの差で上り始めました。山岳の中腹ほどでメイン集団から3名が黒枝を含む3名に合流。ちょうど同じようなタイミングで黒枝が先頭から脱落。メイン集団では伊藤・平塚・早川が残り最初に1級山岳を通過。その時点で集団は60人ほど。
そして残り5kmでアタックが開始され、アスタナのアンヘル・ロペス選手が単独で逃げ切り優勝。愛三では伊藤と早川が1分18秒遅れでフィニッシュ。平塚が3分ほどの差でフィニッシュしました。伊藤の個人総合は24位になり、アジア人総合時間賞では6秒差の2位に上がりました。平塚もUCIポイント圏内の個人総合34位につけています。また黒枝は中間スプリントポイントを2回1着で通過し、個人総合ポイント賞を7位に上げています。
今後のステージではゴールスプリントを狙っていくことは変わりませんが、伊藤のアジア総合の逆転、黒枝の個人総合ポイント賞のアップも視野に入れた走りをしていきます。この後のステージも厳しいステージがあるので、ベストを尽くして悔いのないレースをしてきます。
Text : Takumi BEPPU
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