REPORT

2/25 Le Tour de Langkawi 2016 Stage2 レポート

2016/2/25
Stage2
Sungai Petani - George Town
158.1km

第2ステージはマレーシアのレースでは毎度おなじみの街Sungai Petaniから、ペナン島まで橋で渡り、島を3/4周してGeorge Townにフィニッシュする158.1km。島の南側にアクセスできる橋の全長は約20km。そしてレース終盤にはカテゴリー4級とカテゴリー3級のKing of Mountain(KOM)が設定されていて、攻めることができればスプリンターを置き去りにするチャンスのあるステージ。愛三の今回のメンバーではオールラウンドの選手もスプリンターもいるので、ステージ優勝を狙うチャンスがありました。

レースがスタートしてしばらくはプランテーションの森の間を抜けていくアップダウン。第1ステージとは違い多くのアタックが繰り広げられました。そして20kmほど過ぎた1回目のスプリントポイントの前でようやく5名の逃げが形成。メイン集団はリーダーチームのアスタナが2名でコントロール。今回はタイム差がゆっくり開いていき最大で4分ほど。逃げもメイン集団もマイルドな速度で走行していきました。80km地点から始まる橋もほとんど風がなく、カテゴリー4級のKOMまで何事も起こらずに通過。

先頭との差3分で迎えたカテゴリー3級のKOMでアタックがかかり、逃げていた選手を含む7名の逃げが形成されました。ここにはトップチームの総合系の選手が入っていたので、本気で狙っていく逃げでした。しかし一時は1分ほどついた先頭集団もスプリンターをかかえるアスタナやサウスイーストなどのチームの牽引により残り5kmで吸収。最後はゴールスプリントになりコンチネンタルチームのSkydive Dubaiのパリーニ選手が優勝。愛三では伊藤雅和と平塚吉光が先頭集団でフィニッシュしたもののそれぞれ6秒と11秒のタイム差がつき、昨年のアジアリーダーの早川朋宏はブレーキしてしまい遅れてしまいました。全員完走はしましたが、チームにとっては厳しいレースになりました。

次の第3ステージは金曜日のため午後スタートのステージです。そして今大会のクイーンステージ、第4ステージのキャメロンハイランドが控えています。ステージ優勝、個人総合をアップを狙い、チャレンジし続けます。

Text : Takumi BEPPU

Stage_2_Results.pdf

大会特設ページ→ Tour de Langkawi 2016|ツール・ド・ランカウイ

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