REPORT

7/21 Grand Prix José Dubois Isières (Pro Kermess) レポート

Grand Prix José Dubois Isières
Pro Kermess
11.7km×14Laps = 163.8km

【出場メンバー】
福田 真平
伊藤 雅和
小森 亮平
平塚 吉光
早川 朋宏
中根 英登

【結果】
16位 福田 真平 +13s
20位 小森 亮平 
45位 早川 朋宏 
48位 中根 英登
68位 伊藤 雅和 +3m26s 
DNF 平塚 吉光

ベルギー遠征4レース目は、毎年出場している滞在先から近いIsièresの街で行われるGrand Prix José Dubois。今年は次の日に行われるUCI1.1クラスのGP Pino Ceramiに出場するチームが参加して、さらに層の厚いメンバー131での出走になりました。主なチームは、

Lotto-Jumbo (Pro Team)
FDJ.fr (Pro Team)
Bretagne-Seche (Pro-Continental)
Topsports (Pro-Continental)
Wanty (Pro-Continental)
Roompot (Pro-Continental)
Wallonie-Bruxelle (Continental)
Defferdange (Continental)
Veranclassic (Continental)
Roubaix (Continental)
CCT p/b Champion System (Continental)

それに、

Lotto-Soudal (Pro Team)
Orica-greenedge (Pro Team)
Iam Cycling (Pro Team)
Cofidis (Pro Continental)

が数人で参加、

そしてAuber 93 (Continental)のフランスチャンピオンなどが招待で参加していました。

コースはコーナーとアップダウンを繰り返す非常にテクニカルなコースで、道幅もかなり狭く、位置取りも重要なファクターでした。

レースはスタートするとかなりのハイペースで落車も多く起こる。そのうち16名の逃げが決まりました。後続も1分前後で追走。そのうち9名の追走集団が形成されて、そこに伊藤雅和が入る。9名はさらなるハイペースで追い上げ、一時20秒差まで詰め寄るもそれ以上詰めることができず、その後集団に吸収される。

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後続集団はその後5分近くまで差が開いたが、プロチーム、プロコンチネンタルの選手たちがこぞって先頭を引き始め、みるみる差が詰まっていく。ラスト周回では先頭は分裂して6名に。後続はそのままの勢いでゴールに向かっていったが13秒届かず、TopsportsのSander HELVEN選手が優勝。後続のゴールスプリントでは福田真平が10番目の16位、小森亮平が14番手の20位でフィニッシュしました。また、早川朋宏と中根英登も第2集団でフィニッシュしました。

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中盤の追走に伊藤が入ったことや、後半にプロチームやプロコンチネンタルの選手たちも次々と脱落していく中、5選手が集団に残ることができたことは非常に良いアピールとなった。またゴールスプリントでも周りはほとんどプロコンチネンタルの選手だったことから、アジアツアーでのゴールスプリントのレベルも引けをとっていないことも証明できた。今後はその中で展開に参加し、組織的に動ける力も必要になってくる。さらなるレベルアップも必要になることも意識させてくれたので、今後はよりステップアップをしたレースをしていきたい。

classement_2015_07_21_ISIERES.pdf

また、当日は愛三工業のブリュセル事務所に勤務する来須さん一家が応援に駆けつけてくださり、自炊をしている選手たちを心配して、日本米を差し入れしてくださいました。レーシングチーム一同非常に感謝しております。ありがとうございました。

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Text : Takumi BEPPU

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