5/21(木)飯田STAGE
12.2km*10Laps+1.6km = 123.6km
本日はツアー・オブ・ジャパン4日目となる飯田ステージが長野県飯田市で行われた。例年は12kmほどのコースを12周していたが、今年は10周と距離が短くなったため、展開が激しくなることが予想された。愛三工業レーシングチームは総合のジャンプアップを目指し、伊藤、平塚、早川、中根を中心に勝負に挑む。
レースは予想通り序盤から激しい展開で、早くもこぼれ落ちてくる選手が続出し始める。この中には福田選手も含まれていたが、10名ほどのグループで落ち着いていたため協調してゴールを目指すよう促す。
ハイペースを刻む集団では10名弱のグループが抜け出しては吸収を繰り返す。4周を完了するころには2名が抜け出しに成功し、集団がこれを容認することで動きがようやく落ち着く。
この状況は3分前後でしばらく推移するものの、残り4周から海外チームのピシュガマンが猛攻撃をしかけ始める。
この動きで集団は小さくなりながら先行する2名との差をグングンと縮め、残り1周で吸収。ここまでの動きで綾部、伊藤、平塚、早川は粘り続けたものの集団から遅れてしまう。最終的に先頭は23名まで絞られ、ここには中根選手のみが食らいつく。
勝負はゴールスプリントに持ち込まれ、中根選手は果敢にゴールを狙うが、踏み込んだ時に激しく脚を攣ってしまいこの集団の最後尾でゴールとなった。勝負のステージで結果がついてこなかったことは残念であるが、狙い通りの展開で最終局面まで持ちこたえたことは、次の伊豆ステージでも勝負できる手応えを感じた。
明日はおなじみの富士山ステージ。総合をほぼ決めてしまうほどのステージなので、言葉通りの「山場」を迎える。
昨年以上の結果を出せるよう全力を尽くします!
Text : Taiji NISHITANI
Photo : Peloton Images Asia
大会特設ページ→ Tour of Japan 2015|ツアー・オブ・ジャパン
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