5/19(火)いなべStage
9.1km+15.2*8Laps = 130.7km
本日はツアーオブジャパンで初開催となる「いなべステージ」が行われた。天候はあいにくの雨模様であったが、スタート地点の阿下喜駅前は大勢の観客でにぎわっていた。コースはアップダウンの厳しい15.2kmを8周回する130km。
愛三工業レーシングチームの作戦は、序盤の逃げに綾部、平塚、中根で対応し、ゴールを中根、福田で狙うことで一致した。
レースは序盤から積極的なアタックが続くが、決定的な逃げが決まらない。コースの厳しさと、時折激しく打ち付ける雨に選手の体力は奪われ、周回を重ねるごとにどんどん選手の数が減ってゆく。
後半に差し掛かると、スカイダイブドバイの選手が1名飛び出し、1分前後で独走を続ける。
ラスト2周を残したところで、先行していた選手を飲み込むかのように激しいペースアップが開始され急勾配区間で先頭は14名に絞られてしまう。この中に愛三工業レーシングチームは選手を送り込むことができず、すかさず平塚、中根で猛追をかけるが先頭とはあっという間に1分20秒ほどに広がる。
それでも総合を狙う上では少しでもタイム差を縮めておく必要があるため、追走を続ける。その甲斐あって、伊藤、早川、中根は先頭グループと55秒の差でゴールできた。
序盤のステージで差をつけられたのは手痛いが、まだまだチャンスはあるので、気持ちを切り替えて明日のステージに臨みたい。
Text : Taiji NISHITANI
Photo : Sonoko TANAKA@Peloton Images Asia
大会特設ページ→ Tour of Japan 2015|ツアー・オブ・ジャパン
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