現地の綾部勇成選手からリポートが届きました。
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いよいよ、最終ステージ。
前半は下り基調でバニュワンギの街まで行き、周回する140㎞のコース。
周回はほぼフラット。
午後のステージで移動中車のエアコンが効かないという悲劇が...
着いた頃には全員熱中症か?ってくらい暑かった。(笑)
それでも、地元の人の家でくつろいで回復してスタート。
総合はほぼ決まってしまっているのでスプリントポイント争いがメインになりそうなステージだった。
チームは福田のスプリントで狙う。
スタートしてからアタックはあるがみな積極的ではなく、
スタートしてまもなくリーダーチームとスプリントポイントを取りたいセブンイレブン(フィリピン)がコントロールして行く。
周回に入る前から集団の動きが激しくなる。
スプリントポイントを過ぎてから数名が飛び出しそこに追走で中島が入る。
先頭グループはイラン人5人でその中には総合2位の選手も含まれた。
そのため、リーダーチームなどが中心に追うが中々差がつまらない。
TPTも集団の牽引に加わると差がつまりだす。
ラスト3周回で集団は一つになる。
カウンター2名飛び出すが30秒程のタイム差だったので焦らず集団の前方で様子を見る。
ラスト周回に入りスプリントに向けての位置取りが激しくなる。
先頭も捕まり、集団が一つになりラスト3㎞を過ぎていく。
2㎞が直線なので前にあがっていくと集団が牽制状態になってしまったのでそのまま先行し始め、ゴールを、目指す。さすがに距離が長くラスト400m残して小森にスイッチしたが他の列車も強力で福田は3位となった。
チームで狙っていただけに残念だった。けれど、初の隊列の順番だったけれどそれなりに、形になりつつあるので練習とレースでもっと熟成させていきたいと思います。
レース全体で見ればスプリントと総合両方でUCIポイントが獲得できた。
中根の登坂力と福田のスプリント力がアジアツアーで通用するということがわかったのでそれサポートする側ももっと強力になればもっとポイントを獲得していけるのでチームでレベルアップしていきたい。
最後に今回、自分のレポートにお付き合いありがとうございました。
残りのシーズンも、しっかり走っていきますので応援よろしくお願いします。
Text : Takeaki AYABE (AISAN Racing Team)
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