9/13 ツール・ド・北海道2014 第1ステージ リポート

Tour de Hokkaido2014
Stage1
Chitose - Shintoku
190.7km

ツール・ド・北海道2014第1ステージは千歳から新得までの190.7kmで争われました。コースプロフィールは今大会で最長距離で山岳も800mまで上り、タフなレイアウトでした。

今日は中盤にVinifantini - NippoとBSアンカー、Budgetフォークリフト、那須ブラーゼンの選手が抜け出し、後続は止まってしまって、差が一気に3分に広がって最後の山岳ポイントの上りに入りましたが、なかなかタイム差を詰めることができず、最終的に那須ブラーゼンの選手を除く3選手が20秒差で逃げ切りました。最後の下りで盛がローテーションに加わったため、小森・福田でスプリントに挑みましたが、人数を多く残すNippoの列車に先着されてしまい、福田は集団の5番目の8位でフィニッシュしました。他の選手も集団とタイム差なしでフィニッシュしました。

今回はわずか3チームの選手が逃げに乗っただけで集団の勢いが止まり、先頭を引く譲り合いが発生してしまったようで、先行した3名には楽なレースになってしまいました。最後の山岳の入り口で2分までだったらまだ吸収する可能性がありましたが、3分はさすがに開き過ぎでした。

明日のステージはこのレース展開の結果からアタックに対してナーバスになることが予想されます。総合ではまだ30秒差なので、総合逆転も視野に入れながら、ステージ優勝を狙って行きたいと思います。苦い経験も選手を強くするのです。

明日は札内から札内までの180kmのレースです。大きな山はありませんが、アップダウンの続くタフなコースプロフィールです。今日も失敗も明日の糧にして走ります。

応援よろしくお願いします。

Text : Takumi BEPPU