REPORT

7/6 ROESELARE (Kermess Course) リポート

愛三工業レーシングチームは7月4日よりベルギーに渡り、昨年も行った夏期ヨーロッパ遠征に来ています。今年の遠征ではUCIワンデーレースを2レース、ケルメス5レースに出場予定です。遠征に来ている選手は中島康晴、福田真平、平塚吉光、小森亮平、早川朋宏、中根英登の6名です。このヨーロッパでのレース経験を今後のキャリアにつなげることがこの遠征の目的です。

ベルギーに到着して2日目に早速ひとつめのROESELAREのケルメスに出場しました。当日は雨で、コンディションの悪い中、94名の選手がエントリー。中にはBMCレーシングに所属の世界チャンピオンPhilippe GILBERT選手や、OMEGA PHAMA - QUICK STEPの選手も出場していました。

レースは序盤からペースが速く、多くの選手が脱落して行きました。そんな中8名が先頭集団を形成。8名にはGILBERT選手、OMEGA PHAMAの2選手も入り決定的でした。愛三の選手はそのグループに入ることができませんでした。後続は人数を減らしながら2分前後の差で追っていましたが、追いつくことはありませんでした。

優勝は地元出身のOMEGA PHAMAの選手。愛三の選手は中島康晴のみが20位で完走しました。渡欧後1レース目だったので、選手にはあまり無理を言いませんでしたが、中島の完走は今回の遠征のよい感覚を与えてくれました。またベルギーのケルメス初参加の早川朋宏も終盤まで中島と同じ集団に残り、能力の高さを示しました。

この遠征中に表彰台を狙えるようにチャレンジして行きます。

Text : Takumi BEPPU
Photo : Ken HASHIKAWA@Team EURASIA

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