7月20日は滞在している宿舎からほど近いIsiéresの街で行われたプロケルメスGrand Prix Jose Duboisに出場しました。このレースは昨年も出場しており、盛一大が10位でフィニッシュしています。
このレースは他のプロケルメスと比べても規模が大きく、多くのプロツアー・プロコンチネンタルの選手が出場し、華やかな印象でした。今年はFDJ、Top Sports Vlaandelen、Wantyがチームで、BMCのフィリップ・ジルベール選手、トレックファクトリーチームのステイン・デヴォルデル選手などが出場していました。
午後2時にスタートした直後に激しい夕立が降り、選手たちを苦しめました。そんな中、中根英登と中島康晴が前半から交互にアタックを仕掛け、中島康晴が15名程の逃げ集団に入ることができました。後続は次の動きを警戒し、あまりタイム差が開くことなく進みます。
逃げる先頭、追う後続という図式の中、後続ではプロツアー選手をメインに追撃がかかります。この動きで多くの選手たちが遅れていきました。そんな中早川朋宏がアタックに反応する動きを見せ、何度が逃げが決まるも決定的にはならず。
最終的に8名程の追撃集団が形成されるも愛三からは誰も乗ることができませんでした。先頭はさらにチームメイトを増やしたチームが俄然有利になり、中島は単騎で粘るも何名かの選手に先行を許してしまいました。
最後は1人が逃げ切り優勝。中島は1分17秒差の17位でフィニッシュしました。中島は今まで出場している全てのレースで先頭集団に入っており、連日プロコンチネンタル選手並の実力を見せています。また後続で奮闘した早川は4分6秒差の70位でフィニッシュしました。他の選手は完走できませんでしたが、徐々にレースの中での感覚をよくしています。
次のレースは翌日のプロケルメスで連戦になります。
Text : Takumi BEPPU
Photo : Ken HASHIKAWA@Team Eurasia
逃げ集団で展開する中島康晴
アタックに反応し、追走集団の形成を試みる早川朋宏
中島康晴のフィニッシュ
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