Le Tour de Filipinas 2014 Stage4はBayoumbongからBaguioまでの134km。このステージは今大会最大の山場で、1200m、900m、1645mのKOMを越える今大会のクイーンステージ。2年前のツールドフィリピナスでも走っているのと同じコースで、非常にタフな山岳ステージ。
レースがスタートすると6名程の選手が先行。それに追走する形で中根を含む数人が追走。1つ目の山岳賞に突入。すると中根は遅れてしまい、先頭は平塚を含む10名程に絞られる。後続はこの時点でバラバラになってしまう。
平塚は13名の先頭集団で粘ったが、最後の山岳賞の入り口で遅れてしまい、そこから単独でゴールを目指す。その後単独のままバギオの街にゴールし、ステージ10位でフィニッシュした。個人総合成績は微妙なタイム差だったが、前に行っていたイランの選手が平塚のタイムに届かず、個人総合8位をキープした。愛三工業レーシングチームに加入して初のUCIポイント獲得になった。また後続では早川が健闘し、平塚に次ぐステージ11位でのフィニッシュ。そして西谷・綾部・中根も無事に完走することができた。この結果からチームステージ順位4位、チーム総合時間5位にアップした。
今回のツールドフィリピナスは気温や路面状況やトラブルなど、いろいろな条件に苦しめられたが、平塚が常に先頭集団でゴールし、UCIポイントを獲得することができた。また早川と中根も愛三工業レーシングチーム加入後初のアジアツアーのレースで、今までの環境との違いを経験できたと思う。ベテランと若手のバランスを少しづつとるためにもこういったレースも必要で、今回のこの経験が今後のレースに繋がっていくことを期待している。
次回のUCIアジアツアーはジュラジャマレーシアが延期になった事により、5/18から5/25まで行われるツアーオブジャパン(UCI 2.1)になります。今回のメンバーがメインに出場する事になると思いますので、進化を期待してください。
今後とも応援よろしくお願いします。
Text.Takumi BEPPU
Le Tour de Filipinas 2014
Stage4
1st Ariya PHOUNSAVATH (CCN Cycling Team) Time 4h32m42s
2nd Mark John Lexer GALEDO (Team 7 ELEVEN) 4h33m56s
3rd Alireza ASGHARZADEH (Tabriz Shahrdari Ranking) 4h35m23s
...
10th Yoshimitsu HIRATSUKA (AISAN Racing Team) 4h43m10s
11th Tomohiro HAYAKAWA (AISAN Racing Team) 4h44m13s
23rd Taiji NISHITANI (AISAN Racing Team) 4h52m57s
32nd Takeaki AYABE (AISAN Racing Team) 5h07m37s
33rd Hideto NAKANE (AISAN Racing Team) 5h07m37s
Start 63 riders / Finish 50 riders
General Classification
1st Mark John Lexer GALEDO (Team 7 ELEVEN) Time 17h12m05s
2nd Eric SHEPPARD (OCBC Singapore) 17h13m08s
3rd Alireza ASGHARZADEH (Tabriz Shahrdari Ranking) 17h16m17
...
8th Yoshimitsu HIRATSUKA (AISAN Racing Team) 17h22m13s
23rd Tomohiro HAYAKAWA (AISAN Racing Team) 17h40m50s
25th Taiji NISHITANI (AISAN Racing Team) 17h46m57s
30th Takeaki AYABE (AISAN Racing Team) 18h02m20s
41st Hideto NAKANE (AISAN Racing Team) 18h19m11s
Team General Classification
1st Tabriz Shahrdari Ranking 51h49m53s
5th AISAN Racing Team 52h46m12s
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