ツアーオブタイランド第1ステージはSuphan BuriからUthai Thaniまでの192kmでした。日本を出国する際のゴタゴタで一時はスタートすら危ぶまれたが、その後問題なくレースの日を迎えた。
タイ特有の湿気を含んだ暑さの中、Suphan Buriの街からレースはスタート。初日から192kmと長丁場なので、チームとしては自重気味に行こうと前日のミーティングで話をしたが、そんなことはない激しい展開のレースになった。
50km地点付近で集団がバラバラになり、22名の先頭に西谷泰治・中島康晴・小森亮平の3名、その後ろの盛一大を含む15名くらいの集団、そして福田真平は後続の集団に取り残されてしまった。レースはその後もアタックの繰り返しで、先頭は20名に絞られる。そして盛の集団は一時1分くらいまでタイム差を詰めたが、その後諦めてしまいタイム差も大きく広がる。
先頭はアタックを繰り返しながらゴールを目指すが、残り15km付近で小森が両脚を攣って遅れていまい、その後残り10km地点付近で西谷も左脚を攣って遅れしまう。中島は孤軍奮闘して最後に先行していた3名に追いつき、その後ろから来た1名と5名の先頭集団のスプリントになり、3位でフィニッシュした。西谷は4分28秒の17位、小森が4分46秒18位でゴールし、チーム総合順位が2位になった。
体調が万全ではない中で、先頭集団に3人送り込めたことはとてもよい動きだった。後半のゴール勝負では暑さからの脱水などで痙攣がでてしまうのなどあり苦戦を強いられたが、3位のUCIポイント2点を獲得ができて、まずまずの結果を残すことができた。今後のレースでは個人総合3位や、スプリンターチームの強みを生かして巧く立ち回っていきたいと思う。
引き続き愛三工業レーシングチームの活躍をご期待ください。
Text : Takumi BEPPU
Tour of Thailand2014
Stage1
1st Lucas HAEDO (ARG/ Skydive Dubai) Time 4:25:57
2nd KIng Lok CHEUNG ( HKG/Hong kong National Team) s.t.
3rd Yasuharu NAKAJIMA (JPN/ AISAN Racing Team) +2s
...
17th Taiji NISHITANI (JPN/ AISAN Racing Team) +4m28s
18th Ryohei KOMORI (JPN/ AISAN Racing Team) +4m46s
54th Kazuhiro MORI (JPN/ AISAN Racing Team) +17m37s
84th Shimpei FUKUDA (JPN/ AISAN Racing Team) +23m34s
Start 99 riders/ Finish 91Riders
General Classification
1st Lucas HAEDO (ARG/ Skydive Dubai) Time 4:25:43
2nd KIng Lok CHEUNG ( HKG/Hong kong National Team) +8s
3rd Yasuharu NAKAJIMA (JPN/ AISAN Racing Team) +12s
...
17th Taiji NISHITANI (JPN/ AISAN Racing Team) +4m42s
18th Ryohei KOMORI (JPN/ AISAN Racing Team) +5m00s
54th Kazuhiro MORI (JPN/ AISAN Racing Team) +17m51s
84th Shimpei FUKUDA (JPN/ AISAN Racing Team) +23m48s
Team General Classification
1st Skydive Dubai Pro Cycling Team Time 13h19m19
2nd AISAN Racing Team +7m48s
3rd SHIMANO Racing Team +12m04s
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