ツールドランカウイ2014第6ステージはMelakaからPontianまでの199.1km。
愛三工業レーシングチームの作戦は、逃げには積極的に乗っていくこと。しかしながら2名だけで数多くのアタックに反応するのは限界があるので、逃げに乗れなかった場合はゴールスプリントに備える。今日から200kmステージが3日間続くので、焦らずじっくり狙っていく。
今朝は比較的涼しい気候で追い風だったせいか、なかなかアタックが決まらない。ようやく2名の逃げが決まったのは70kmが過ぎてから。ユーロップカーとシナジーバクの選手が逃げるが、ユーロップカーの選手はすぐに集団に戻りシナジーバクの選手がしばらく一人で逃げ続ける。
2つ目のスプリントポイントを過ぎてバクの選手は集団に戻る。集団からはOCBCシンガポールの選手2名がポイント賞狙いで中国の選手とともに集団を抜け出す。集団は前日の逃げ切りでナーバスになっているせいか、2分30秒くらいでタイム差をコントロールする。
3名の選手はその後残り20km地点で吸収。そこからは各チームがスプリントに向けて位置取りを開始。愛三は西谷がスプリントに加わった。西谷は伸びている左のラインからスプリントをかけようとしていたところ、右のラインが失速したにもかかわらず左にラインにかぶせてきてしまい、うまくスプリントに入ることができずに17位のフィニッシュとなった。平塚・福田も無事にゴールをした。今日は直線のスプリントだったので、チームのトレインがない西谷には厳しい勝負となった。
明日はKota TinggiからPekanまでの230.1km。明日も今出来るベストを尽くして走ります。
応援よろしくお願いします。
Text. Takumi BEPPU
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