REPORT

7/22 44e GP NV LANSSENS-VERHAEGE リポート

GP NV Lanssens-Verhaege
11.2km*15Laps = 168km

ヨーロッパ遠征ではケルメス最終戦。このレースの2日前からツール・ド・ワロニー(BEL/UCI 2.HC)が始まったため、先日までケルメスに来ていた強豪チームの参加はなく、そのレースにでていないプロコンチネンタルのチームの選手や地元コンチネンタルチームの選手が中心に出場していた。そして当日はとても暑く、サバイバルなレースになることが予想された。

レースはスタートしてアタック合戦を繰り返し、中盤で35名程の逃げ集団が形成されて、そこの中島 康晴が入る。そのメンバーは順調にタイム差を広げその逃げを決定的にさせる。その後メイン集団からは追走集団がいくつかできるもその差を詰めることができず、最後はメイン集団ごと降ろされてしまう。

その後先頭集団ではラスト1周でゴールに向けてアタックが開始される。徐々に飛び出していく選手たちは強力で、中島は先頭の5名に入ることができなかった。しかし最後まで貪欲に優勝を目指して走り、後続の4番目でゴールして9位でレースを終えた。表彰台に上ることはできなかったが、最終のケルメスで一桁順位に入ることを達成した。

ここまで5つのケルメスを走り、選手たちは自分たちの手応えを感じていた。今回は全員に同じようにレースを経験してもらいたかったので、チームプレーをせずに走ることにしていましたが、もし一人の選手が勝てるようにチームプレーを使い、犠牲を払いながらレースをすれば表彰台も不可能ではなかったかもしれない。今月末に行われるKreiz Breizh Elitesはチームの人数も制限されていて、チームもほとんどがケルメスで顔を合わせていたチーム・選手によるレースになります。このレースで今回の遠征でチームが何を経験し、何を得たのかを確認したい。

Text. Takumi BEPPU
Photo. AISAN Racing Team

Dentergem_1.jpg
スタート前から非常に暑い日になった

Dentergem_3.jpg
積極的に動く中島 康晴

Dentergem_5.jpg
優勝はLotto-Belisolの選手

Dentergem_6.jpg
チームで唯一残った中島は9位と健闘した

GP NV Lanssens - Verhaege
1. Frederique ROBERT (Lotto-Belisol)
2. Baptiste PLANCKAERT (Crelan-Euphony)
3. Jonathan DUFRASNE (Wallonie-Bruxelles)
...
9. 中島 康晴(愛三工業レーシングチーム)

DNF. 西谷 泰治、盛  一大、福田 真平、伊藤 雅和、平塚 吉光、木守  望

出走147名/完走52名

コメントする