Grand Prix de Jose Dubois
11.7km×14Laps = 163.8km
ヨーロッパ遠征4レース目は、滞在先から18kmほどの街、ISIERESで行われたGrand Prix de Jose Dubois。このレースにはRadio Shack - Leopard - TrekからStejn DevolderとBen Helmans選手、FDJのSandy Casar選手ら6名、Accent Jobsには元フランスチャンピオンのNicolas Vogondy選手や元イタリアチャンピオンのSalvatore Commesso選手がいたり、Cofidis、Lotto Belisol、VC Roubaixなどのフランスのコンチネンタルと、多くのプロツアー、プロコンチネンタルチームが参加していました。この豪華メンバーとともに150名ほどの選手がスタートしました。
レースはスタートしてすぐに17名の逃げが決まりました。その後徐々にタイム差が広がり、2分30秒まで開きました。集団は徐々にタイム差を広げられていたところにVC Roubaixがチーム総掛かりでタイム差を詰め始めました。周回を重ねていくにつれてタイム差は縮まっていくが、Roubaixの選手たちもどんどん減っていきました。
集団は順調にタイム差をつめていき、やがて逃げ集団を吸収。そこから少人数の逃げが何度も決まり、決まってDevolder選手とBMCの選手、Cerlan-Europhyの選手などが反応していました。そんな状況を繰り返し、集団は常に1分の差を詰めたり広げられたりしていました。
最後は4名の逃げが決まり、その追走に盛 一大が入る。ラスト1周で4名は捕まり、中島を含む後続集団も追いつき、43名のゴールスプリントに。優勝はLotto BelisolのDehaes選手。盛が10位、中島が14位に入りました。後続では福田が第3集団に残り、77位でゴールしています。
今回のレースは展開にも助けられましたが、優勝者がいる集団に選手が残ることができました。終始速い展開のレースでしたが、選手たちのポテンシャルの高さを発揮することができたと思います。この調子で一桁順位、表彰台を目標にレースを走っていきたいと思います。
Text. Takumi BEPPU
Photo. AISAN Racing Team
会場まで約20km。自走で移動。この日選手達は200km以上を走っています。
レース前のミーティング
レースごとに安定感を増してきた福田 真平
前半から16名が逃げ、後続のメイン集団のペースが上がり、ふるいにかけられていく。エスケープグループを吸収する直前、カウンターアタックに備えポジションを上げていく盛。
先頭のエスケープグループを吸収したカウンターで7名が飛び出す。アイサンはここに誰も加わることができなかった。
前との差が大きく開かないように集団のペースをコントロールする中島。この時点で集団は50名前後に絞られている。
さらにプロコンチチーム クレラン-ユーフォニー が集団のペースを上げて前を追撃する。
前を行く7名にはベルギーチャンピオン ステイン デボルダーが積極的にペースを上げる
メイン集団で走る中島。14位でフィニッシュ。
約40名のスプリントでは盛(右端)が10位に入賞した。
Grand Prix de Jose Dubois
1. Kenny Dahaes (Lotto-Belisol) 3h40m35s
2. Steven CAETHOVEN (Accent Jobs)
3. Michael VAN STAEYEN (Top Sports Vlaandaren)
...
10. 盛 一大(愛三工業レーシングチーム)
14. 中島 康晴(愛三工業レーシングチーム)
77. 福田 真平(愛三工業レーシングチーム)
DNF. 伊藤 雅和、平塚 吉光、木守 望
出走155名/完走78名
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