REPORT

2/23 ツール・ド・ランカウイ2013 第3ステージ レポート

Tour de Langkawi2013
Stage3
Sungai Siput - Cameron Highland
140.7km

ツールドランカウイ第3ステージはキャメロンハイランドの頂上ゴール。このステージは2年前とは別のコースで、3つ目のスプリントポイントを過ぎてから40km近くを上り続ける。

レースは序盤にアジア人のみの5人の集団が形成される。後続はどのチームも山岳を前に主導権を取りたがらず、先頭集団との差が一気に広がり、最大で13分の差がつく。その後Vini Fantiniチームが先頭を引き始めて少しづつ差が縮まる。が上りに入ってからも先頭とは8分30秒の差があった。

3つ目のスプリントポイントを通り過ぎて本格的な山岳コースが始まろうとしているときに落車が発生。そこに綾部 勇成が巻き込まれる。綾部はそのまま走行していたが、落車によるマシントラブルで停止を余儀なくされ、代車に乗り換えて走り出すも集団からはかなり離れて戦線離脱をよぎなくされる。

今日のステージ優勝は先頭の5名から抜け出したHeng Xiang Cycling TeamのMeiyin Wang選手が後続に2分30秒の差をつけて逃げ切り優勝。Meiyin選手はすべてのリーダージャージを獲得する快挙を成し遂げた。

愛三工業レーシングチームからは西谷 泰治、中島 康晴、伊藤 雅和が第2集団に残り、先頭から7分34秒でゴール。盛、福田はスプリンターたちの集まるグルペットで、トラブルに見舞われた綾部は40km近く独走になったが無事に完走した。

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補給を運ぶ中島 康晴

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懸命に前を追う伊藤 雅和

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フィニッシュする西谷 泰治

山岳ステージ初日は苦しい戦いになりました。しかしながら明日はまたフラットステージになるので、自分たちのできる戦いをしたいと思います。

明日のレースも応援よろしくお願いします。

Text. Takumi BEPPU

→ツールドランカウイ2013 第3ステージリザルト

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