Tour of Japan
Stage5
"Izu Stage"
12.2km*12=146.4km
ツアーオブジャパン第5ステージ。第5ステージの伊豆ステージはおなじみ日本サイクルスポーツセンターが舞台になった。そしてTOJスペシャルの12kmコースを走りました。
愛三工業レーシングはこのステージでもステージ優勝を狙っていきました。チームNippoの総合が固いため、タイム差があればリーダーチームは逃がしてくれるし、チームNippoもスプリンターのリケーゼ兄弟を生かすためには集団をそこまで無理にコントロールをすることもないし、うかつにペースアップもできない。また伊豆ステージは例年逃げから抜け出した選手が優勝しているパターンが多いので、序盤のアタックが重要と見ました。
そして案の定スタート直後に逃げが決まりました。始めに西谷泰治を含む8名の逃げが形成されて、そこに2名が合流し、最後に1名が合流して最終的には11人になりました。集団はこの逃げを容認してタイム差は3分弱を推移していました。中間スプリントポイントはポイントジャージ争いでポイントを持っている西谷がすべてのポイントを1位通過して、15ポイント獲得。最後のゴールのポイントによってはポイント賞ジャージも取れる可能性があった。
CCDを準備する赤星マッサー。レース中のドリンクはすべてCCDを使っています。
しかしBSアンカーの選手がメカトラブルでメイン集団に戻ってしまい、そこから逃げ集団に選手がいなくなったBSアンカーが集団をコントロールしてみるみる差をつめていく。そして集団は残り3周で振り出しに戻った。その時点で集団に残っている人数は30名弱。そこから集団はアタックが繰り返されて、西谷がたまらず遅れてしまう。そのあとはペースを保つことに専念して、遅れを最小限にとどめる努力をする。
先頭集団を牽引する西谷泰治
最後は先頭は香港2名、チャンピオンシステムの中国人選手2名とBSアンカーのフランス人選手の5名になり、香港のワン・カンポ選手がスプリントを制して優勝しました。西谷は疲労困憊の状態でも振り絞って最後まで走りきり、4分45秒遅れの24位でゴールした。
ポイントジャージはゴールで8ポイント獲得したマトリックスのマリウス・ヴィジアック選手が2点差で着ることになった。もう少しだっただけに残念だ。明日の東京ステージで最終的なジャージウィナーが決まることになる。
明日の東京ステージもステージを狙って頑張ります。
応援よろしくお願いします。
Text. Takumi Beppu
ツアーオブジャパン
第5ステージ 結果
1. Kam Po Wong (HKG) 4:32:10
2. Peng Da Jiao (CCS) 4:32:12
3. Gang Xu (CCS) 4:32:12
...
24. Taiji Nishitani (AIS) 4:36:55
25. Masahiro Shinagawa (AIS) 4:36:44
40. Masakazu Ito (AIS) 4:46:55
47. Kenichi Suzuki (AIS) 4:51:29
52. Shimpei Fukuda(AIS) 4:51:29
start 68/Finishi 62
個人総合成績
1. Fortunato Baliani (PPO) 13:05:05
2. Julian David Arredondo Moreno (PPO) +22
3. Jaroslaw Dabrowski (AMO) +3'23"
...
13. Taiji Nishitani (AIS) +12'09"
35. Masahiro Shinagawa (AIS) +27'22"
43. Masakazu Ito (AIS) +37'52"
48. Kenichi Suzuki (AIS) +39'54"
60. Shimpei Fukuda
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