4/3 ツアーオブタイランド 第2ステージ リポート

Tour of Thailand 2012

Stage2
Chiang Rai - Doi Maesalong - Mae Chan
111.2km

ツアーオブタイランド第2ステージはChiang Raiから北上し、西側の山岳地帯を抜けて、第1ステージと同じゴール地点のMae Chanにゴールする111.2km。今大会最大の山場と言っても過言ではないステージ。設定されているKing of Mountain(KOM)は2つで、1つ目は51km地点で標高は881m、2つ目は63.5km地点で標高は1117m。もともとChiang Raiの標高は400mくらいあるので、実質は400m、600mの標高差を駆け上がる。

今日は先行2名の後の6名の第2グループに品川 真寛が残り、その集団で3着でゴールし、ステージ5位になりました。

スタート直後の6名の逃げに木守 望が入りました。リーダーチームのウズベキスタンナショナルチームがメイン集団をコントロールして逃げている6名を30秒前後で追いかけました。40km地点を過ぎると上りが始まり、想像以上の急勾配のヒルクライムは選手たちを苦しめました。

上りが始まるとオーストラリアの選手とデンマークの選手が2名先行し、メイン集団はみるみる人数を減らしていきました。2つ目のKOMを越えたところで先頭は11名程に絞られ、そのグループに品川 真寛が残りました。先頭2名との差は2分前後で、品川を含む追走グループは6名まで数を減らしました。

中島 康晴

急勾配に苦戦する福田 真平

最終的に2名は追走の6名から1分47秒差で逃げ切り、オーストラリアナショナルチームのLovelock選手が優勝、2位になったデンマークナショナルチームのEbsen選手がリーダーになりました。

品川は追走6名でのスプリントで3位に入り、ステージ5位になりました。そして個人総合は6位と同タイムの7位になっています。チーム総合時間はトレンガヌ、タイナショナル、オーストラリアナショナルに次ぐ4位になっています。

ヒルクライムで力を見せた品川 真寛

追走集団の3番目でゴールする品川 真寛

明日からは個人総合のタイム差を縮める走りをして、品川の順位を上げていくことをメインに、総合争いのお見合いを利用したステージ優勝も狙ってきます。レースは後半戦に入ります。愛三レーシングの粘り強さをアピールできるよう頑張ります。

応援よろしくお願いします。

Text, Takumi Beppu

ツアーオブタイランド2012
第2ステージ　結果
1, Mitchell Lovelock-Fay (AUS) 3:05:28
2. John Ebsen (DEN) s.t.
3. Shinichi Fukushima (TSG) +1:49
...
5. Masahiro Shinagawa +1:49
18. Masakazu Ito +6:05
31. Yasuharu Nakajima +7:12
57. Shimpei Fukuda +12:21
90. Nozomu Kimori +25:30

個人総合成績
1. John Ebsen (DEN) 6:37:54
2. Mitchell Lovelock-Fay (AUS) +1:14
3. Muradjan Halmuratov (UZB) +1:31
...
7. Masahiro Shinagawa +1:48
14. Masakazu Ito +6:02
24. Yasuharu Nakajima +7:11
52. Shimpei Fukuda +14:30
98. Nozomu Kimori +43:14

Start 108/Finish 100