REPORT

ツールドランカウイ2012 第6ステージ 監督リポート

Tour de Langkawi

Stage6
COE Proton Shah Alam - Genting Highlands
108km

ツールドランカウイ第6ステージはマレーシア製の自動車メーカー「プロトン」のCenter of Excellenceからツールドランカウイ名物の「ゲンティンハイランド」に上る頂上ゴールの108km。今日も途中に3つのスプリントポイントと4級の山岳ポイントが1つありました。

今日のレースを制したのは昨日の第5ステージも優勝したホセ・セルパ。今日の区間の上位はコロンビア、ベネズエラと南米選手の強さが際立っていました。

愛三レーシングはゲンティンハイランドまでに続くアプローチの登坂ではチームでまとまって前方をキープして走り、いい位置で上りに入る準備はできたようです。そこからはアンドローニ・ジョカトーリチームのコントロールがあまりにも強力で、愛三のみならずほとんどのチームがペースを乱され、有力選手も次々と集団から脱落していきました。鈴木 謙一・伊藤 雅和の両選手は善戦しましたが、世界との実力を見せつけられる形となってしまいました。愛三レーシングの最高位の鈴木は38位でゴールしています。

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鈴木は3度目のゲンティン

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伊藤にとって初めてのゲンティン

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ゴールする西谷

明日の第7ステージはベントングからクアンタンまでの205.8km。ゲンティンハイランドで苦しんだあとに200kmオーバーとタフな設定のステージです。愛三レーシングとして第5ステージと並んで前から狙っているステージのひとつで、逃げ集団が形成され、リーダーチーム・スプリンターチームによるコントロールとの戦いになると予想されます。今日の結果から総合争いに関係がなくなったので、明日からの4日間、全員で力を合わせて勝ちを意識したレースをしていきます。

応援よろしくお願いします。

Text. Takumi Beppu

ツールドランカウイ
第6ステージ 結果
1. Jose Serpa (AND) 3h09'37"
...
39. Kenichi Suzuki +10'55"
51. Masakazu Ito +13'47"
56. Taiji Nishitani +14'55"
77. Masahiro Shinagawa +19'11"
92. Yasuharu Nakajima +23'24"
113. Kazuhiro Mori +27'12"

総合成績
1. Jose Serpa (AND)
...
37. Kenichi Suzuki +13'12"
43. Masakazu Ito +15'30"
50. Taiji Nishitani +17'00"
89. Masahiro Shinagawa +32'26"
99. Yasuharu Nakajima +37'00"
109. Kazuhiro Mori +40'09"

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