12月27日から12月30日までオーストラリア・タスマニアで行われた「タスマニア・サイクルカーニバル」に西谷 泰治選手と盛 一大選手が日本代表として出場しました。下記のレポートにもある通り、両選手とも順調に調子を上げています。
次回のトラックレースは1月13日から1月15日まで中国・北京で行われる「UCIトラックワールドカップ第3戦 北京大会」です。オリンピック枠を賭けた戦いも後半戦になりました。みなさんの応援ひとつひとつが力になります。
引き続き応援よろしくお願いします。
以下は日本自転車競技連盟からの発表です。
【レポート】
タスマニアカーニバル
クリスマスイブの真っ只中、選手・スタッフ男性9人で成田を出発した。オーストラリアのタスマニア島で行われる「タスマニアカーニバル」に出場。
日本の四国と同じくらいの面積の島であるが、数多くの自転車競技場があり、約一ヶ月間に、トータル7レースのシリーズ戦である。そのうちの、3レースに今回、中距離強化選手5名が参加。
第一戦の会場Latrobeと第三戦のDevonport は周長450mの屋外競技場、第二戦のLauncestonは周長285mの屋内競技場。
オーストラリア、ロシア、スイス、ドイツ、ニュージーランド等、ナショナルチームのメンバーの他、オーストラリア国内のエリート選手からジュニア、マスターズの選手と、様々なレベルの選手が混じっている。
各会場のメインとなるWheelレースでは、西谷と橋本が表彰台に上がる。高士と窪木が準メインレースのスクラッチで3位、盛がケイリンで2位など、好成績を収め、連日、地元の新聞に日本チームの活躍が報道された。
レース数は多く、たとえば、西谷は一日に、ハンデキャップレース予選・決勝、Wheelレース予選、ケイリン予選・決勝、スプリント、バイクペーサーレース、団体追抜競走、エリミネーションを走り、その各々で戦術を考え戦い、ギヤ比も48X13といった普段では使用しないものを試すなどいろいろな試みを行った。
昨年から、中距離の強化活動では、西谷と盛がレースで好成績を収めるだけでなく、チームのリーダーとして率先して行動することで若手の育成が進むという相乗効果が生まれていたが、今回はそれが顕著に現れ、多くの収穫が得られたと思われる。
高校生二人の活躍は、昨年のジュニア世界選手権優勝者のオーストラリア選手よりも優れており、今後に大いに期待をしたい。
<主な成績>
■A.J. Clarke & Sons Handicap Final(Latrobe)
1 Alexander Serov (Russia)
2 Michael Astell (Australia)
3 Glen O'Shea (Australia)
4 西谷 泰治
■Keirin final(Latrobe)
1 Simon Van Velthoven (New Zealand)
2 盛 一大
3 Luke Ockerby (Australia)
■Men's A Grade Scratch Race(Latrobe)
1 Franco Marvulli (Swizerland)
2 Alexander Serov (Russia)
3 窪木 一茂
■Men's Wheel Race Final(Latrobe)
1 Glen O'Shea (Australia)
2 橋本 英也
3 西谷 泰治
■Men's A Grade Scratch Race(Devonport Day1)
1 Franco Marvulli (Swiss)
2 Alexander Serov (Russia)
3 高士 拓也
■Men's Wheel Race Final(Devonport)
1 Jack Cunings (Australia)
2 Alexander Serov (Russia)
3 橋本 英也
■Men's A Grade Scratch Race(Devonport Day2)
1 Luke Ockerby (Australia)
2 Alex Markov (Russia)
3 西谷 泰治
→日本自転車競技連盟
→タスマニアサイクルカーニバル
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