新しい挑戦と限りない挑戦
今日のツアーオブハイナンは第4ステージ。文昌から海口までの163.8kmで行われました。第4ステージはアップダウンが連続するコースでした。
昨日福田選手が戦線を離脱してしまったことから、今までは逃げとスプリントに対応するようなシフトでしたが、このステージはチームでまとまって中間スプリントポイント、ゴールスプリントを狙ってみる作戦で臨みました。普段スプリントのトレインに参加していない中島選手、伊藤選手、木守選手もスプリント合戦に参戦し、経験値を上げる試みです。
しかしレース展開がそれを許してくれません。序盤から総合上位の16秒差の選手が2名入った3人の逃げが決まり、スプリントポイントはすべて彼らに持っていかれてしまいました。そうなると残りはゴールスプリントを残すのみ。
昨年落車の影響で総合順位を落としてしまった海口世紀大橋で逃げと集団との差は1分30秒。そこから集団が追い上げるも逃げを吸収することができず、優勝したのは最初から逃げていたチャンピオンシステムチームのディーン・ロック選手。
愛三レーシングは新たなメンバーでスプリントに臨みましたが、やはり経験不足がでてしまい集団内に埋もれてしまって上位に入ることができませんでした。しかし今までやったことのないことを経験して、それをベースにして改善すれば、理想の形に近づけることができると思います。レースはまだ続くので、レースが終わる頃までにしっかりと形を残せればと思っています。まだまだ挑戦は続きます。
明日のレースは海口から澄迈までの151.6kmの距離で争われます。明日は後半に2回のスプリントポイントとレースマニュアル上ではゴール前300mが10mほど上っている上りゴールと推測できます。明日も愛三レーシングの良さを生かした走りができたらと思います。
ジャパンカップでは西谷選手が2位と素晴らしい成績を残してくれました。西谷選手の成績でハイナン組もさらにモチベーションが上がっています。明日のレースも期待してください。
応援よろしくお願いします。
ツアーオブハイナン
第4ステージ 結果
区間成績
1. ディーン・ロック(チャンピオンシステム) Time 3h50m07s
2. マ・ハジン(中国ナショナルチーム)
3. ワン・カンポ(香港ナショナルチーム)
22. 盛 一大
33. 綾部勇成
34. 木守 望
43. 中島康晴
67. 伊藤雅和
総合成績
1. ジャスティン・ジュール(ラポム・マルセイユ)
8. 盛 一大
34. 伊藤雅和
45. 中島康晴
53. 綾部勇成
65. 木守 望
出走111人/完走108人
ツアー・オブ・ハイナン特設ページ
2011年10月20日~10月28日 UCI AsiaTour 2.HC
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